「尊敬する偉人」就職面接ではNGなのに大学入試面接ではOKなの??
「就職面接で差別につながるから聞いてはいけない」と厚労省が定めていることの中に、
「尊敬する偉人」というのがある。
なぜ差別になるのか。
例えば「特定の思想信条を持った人物」を答えたときに不利になることを懸念してである。
例えば、「独裁主義の指導者」「宗教関連」の人物などだ。
なので、そういった問題を排除するために「身近な人で尊敬する人」であればOKという話も聞いたことがある。それならそういう人が出てくる可能性はないので。
※厳密にはNGにしているのは「尊敬している人」なのだが、「身近な人」なら可なのであれば事実上「尊敬する偉人」がNGということになる。
某国立大学医学部の面接落ち者が言うには、
「面接で尊敬する偉人を聞かれた」らしい。
民間にはNGを出しているのに、国立大学はOKなのか???と思った。
面接落ちがある以上、これだって就職と同様差別につながるわけで。
就職ではNGで大学ではOKって筋が通らないでしょ。
民間にはやるなと強制しているのに国(の関連機関)がやってますってどうなん?
そういえば、高校の教師が言っていたのが、
推薦の面接で先輩がこういったことを聞かれたという。
「あなたは歴史上の人物団体と同じ苗字だが、関連性はあるのか」
※ちょっと珍しい苗字だし具体例は出せない。その人物には悪印象もある感じ(歴史選択じゃないので知識曖昧だけど)
珍しくなければ聞かれないだろうね。例えば「田中」さんが「田中角栄と関連性があるのか」と聞かれないように。
記憶があいまいなので「関連性はあるのか」じゃなかったのかもしれないけど、先輩の苗字について言及があったのは事実らしい。
無いだろ普通。高校教師もドン引きしたらしい。
90年代の話だと思うが、これはさすがに差別だろう。
よく考えたら大学の面接って就職と違ってルールの整備がされてないよね。
そういうのも医学部女性差別がまかり通った要因のひとつになったと思うよ。
就活で一般的に差別とされる「結婚出産の予定を聞く」とかでもおそらく大学では許容されちゃうんだろうし。
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