人に指示するのが苦手なのは「命令」だと考えているから
今回は人に指示をするのが苦手な人はどうしたらよいかという話をします。
仕事とかで誰かに指示をしなければいけないというのは大変ですよね。
私も苦手です。
すごく気を使ってしまいますよね。
相手が自分よりも年上のこともありますし、経験豊富な場合もあります。
人から指示される側ならぜんぜん楽なのに立場が変わって指示しなければならなくなることがあります。
指示するのをなるべく避けようとして自分でやろうとすると、どんどん仕事がたまっていって、結果的に自分を追い込むことになります。
これは「指示」をするということの意識を変えると良いです。
指示するのが苦手という人は、指示とは人に「命令」することだと考えていることが多いです。
そうではなくて、指示を「役割分担」と考えるようにしましょう。
「命令」で考えている人は、相手と自分とを上下関係でとらえています。
上の立場から下の立場の人に命令しなければととらえてしまうのです。
これはプレッシャーでもありますよね。
「自分は何様のつもりなんだろう」とか「相手よりも優れていなければ」とか考えてしまいます。
一方で「役割分担」として考えると、相手との関係をチームとしてとらえることができます。
同じチームの一員として、役割を分担するというイメージです。
「私はこれを担当しますから、あなたはこれを担当してもらえますか」というようにです。
お互いに助け合う関係です。
こうするとずいぶん気が楽になりますし、お互いに前向きに仕事ができますよね。
役割分担であるからには、お互いの得意不得意を補い合えると良いですよね。
不得意なことをわざわざやるよりも、それを得意な人がやったほうが良いに決まっています。
相手も自分の力を頼ってもらえていると感じて、仕事を引き受けやすくなります。
ですので常日頃からまわりの人を観察して何が得意なのか把握しておくのが良いです。
観察してもわからなければ、直接相手にどんな業務が得意なのか、あるいは好きなのか聞くのが良いです。
今回は、人に指示するにあたっては、上下関係の命令ではなく、チームとしての役割分担として考えよう、という話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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