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心理カウンセラーの人間学【他人を変えることはできないが…】

皆さん、素敵な時間をお過ごしでしょうか?

自分が上司の立場で部下に対して変化を求めたり、もしくは夫婦間でパートナーに対して変化を求める

この感情自体はすごく自然なことです

しかし、他人を変えることはできません

現に、自分が上司やパートナーに「こんな人になってほしい」と言われて素直に受け入れれる人はかなり少ないと思います

自分の都合で相手に変化を求めるのは、言われる側からしてもストレスになります

では、相手を思いやってのパターンならどうでしょうか?

相手が間違った方に向かっている、またはその生き方はしんどい生き方だと思い、相手に対して変化を求めることもあるかと思います

「その考え方はあまり良くないよ!」と正論で話して変化を求める

これは一見、良いことをしているのですが

相手からすると自分らしさを否定され押さえつけられた感覚になり、これもまたストレスになります

冷たく聞こえる言葉かもしれませんが、やはり現実的に他人を変える事はできません

相手が変わることを望み、相手が変わることをしないと相手を変えることはできません

だからといって、あきらめて何もしなければいいと言うわけではありません

では、自分はなにができるのか?

それは、他人を変える事はできないと理解している中でも、その人に対して自分が道しるべとなり応援すると言う事はできます

車で例えると自分がカーナビになって、相手に良いルートを教えることはできます

しかし、そのルートを走るのは相手です

走ることを強要してはいけません!

そして、走ることを始めたならそれを見守り応援する

走るペースを上げさせるようなことを言ったり、過剰に手を貸したりしてはいけません

もし、走っている途中、道を間違えたりした時は温かい言葉をかけて、そっとルートに戻してあげればいいのです

人間なので失敗もしますし、得意・不得意も人それぞれです

相手のペースがあるので、無理なく見守ってあげる

時にはサボってしまうこともあるかもしれません

それでも、温かい目で見守ってあげ応援する

そんなことができる人に、人は心を動かさせられます

相手を変えることはできないと理解しているのに、それでも温かく長い目で見守り応援する人に人はついていきます

なぜなら、それは相手に適度な期待をしているからです

過剰な期待はプレッシャーになりストレスになることもありますが、適度な期待は相手に存在意義を与えることができます

「自分の将来を期待してくれている」

そう思えると、人は嬉しくなりモチベーションが上がります

相手がこれからの人生、良くなる可能性を期待して、その可能性にかけてるいることが相手に伝われば、自然と人は感動して心が動かされます

この記事をご覧の方にも、道しるべとなり長い目で応援する、そんな人になってもらえれば嬉しいです

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