モンスターパニック

【雑記帳】少年時代の宝物その2|モンスターパニック(1982)

実家の物置から持ち帰った少年時代の宝物、第二弾は「モンスターパニック」。
1982年にエポック社から発売された電子ゲームです。

電子ゲームとは

電子ゲーム(でんしゲーム)は、コンピュータゲーム全般を指すこともあるが、そのなかでも特に、内蔵された大規模集積回路(LSI)チップによって制御されるソフトウェア内蔵型の小型携帯型ゲーム機のこと。液晶画面(LCD)を見ながら操作ボタンを押して遊ぶもので、電子LSIゲームやLSIゲームとも呼ばれる。一部の商品ではLSIゲームよりも小型なものをLCDゲームと呼んでいるが、通常は液晶画面を持たないものはLCDゲームの範疇には含まれない。(Wikipediaより)

大ヒットした電子ゲームといえば、任天堂の「ゲーム&ウオッチ」(1980〜)。
以後、様々なメーカーが電子ゲームを発売しています。
今回紹介するエポック社の「モンスターパニック」もその1つ。

モンスターパニックとは

取扱説明書では、次のように説明しています。

このゲームは、モンスターハウスに迷い込んだ少年が、モンスターの攻撃をかわして脱出するゲームです。フランケンシュタイン、ドラキュラ、半魚人、ミイラ男、ガイコツ男が次々と襲ってきます。少年は逃げるだけでなく、ジャンプしたり、反対にモンスターを攻撃して撃退することもできます。また、少年が脱出成功するとモンスター等のスピードが速くなる次のパターンへ進みます。最高10段階までレベルアップします。
ゲームをしないときは、カレンダー(月日、曜日)、アラーム(24時間)付のデジタル時計として使用でき、また1/10秒まで計測できるラップ機能付きストップウォッチとしてのご利用いただけます。

デジタル時計は「ゲーム&ウオッチ」から続くオマケ機能ですね。
アラームやストップウォッチを使うことは、まずありません。

ゲーム性に変化を持たせた名作

ゲームの舞台となっているモンスターハウスは、二階+屋根裏の三層構造。
プレイヤーは一階から屋根裏まで上がって、モンスターハウスから脱出します。

最初に対峙するのはフランケンシュタイン。
プレイヤーはフランケンシュタインが伸ばす腕に捕まらないよう通り抜けます。

次はドラキュラ。
コウモリがドラキュラに変身する前に通り抜けるか、変身した後に近づいて十字架で撃退します。撃退するとボーナス点がもらえます。

一階の最後に対峙するのは半魚人。
池の中から現れる前に通り抜けるか、現れた後に近づいてナイフで撃退します。
こちらも撃退するとボーナスがもらえます。

はしごを上って二階へ行くと、階段の上にいるミイラ男が爆弾を転がしてきます。
プレイヤーは爆弾をジャンプでかわしながら階段を登り、屋根裏に入ります。

屋根裏で待ち受けているのはガイコツ男。このゲームのラスボスです。
ガイコツは剣を振りながらプレイヤーに迫ってきます。
プレイヤーは屋根裏の端に置かれた剣を拾い、ガイコツ男の攻撃をかわしながら剣を突き、出口まで追い詰め、屋根裏から落とします。
これでモンスターハウスからの脱出に成功、となります。

当時のLSIゲームに多かった単調なゲーム性に比べ、「モンスターパニック」は変化に富み、ストーリー性を持っていたところが魅力的でした。

お買い上げ年月日

ちなみに、取扱説明書の最終ページは保証書。
そこに記載されていたお買い上げ年月日は、昭和58年1月2日でした。
発売後、年末年始まで待って、お年玉で買ったようですね。

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