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コトラーのマーケティング3.0のまとめだけど5.0を勉強してみた #7章-8

ビジネス名著大全」という、ビジネス名著90冊を厳選し、1冊6ページくらいでまとめてくれている、ありがたい本があります。それを横暴にもさらにスライド1枚にまとめてみました。第7章 マーケティングの8冊目は「コトラーのマーケティング3.0/ソーシャル・メディア時代の新法則/フィリップ・コトラー (著), ヘルマワン・カルタジャヤ (著), イワン・セティアワン (著)」です。

1枚まとめと学び

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ビジネス名著まとめ、第7章 マーケティングの8冊目は「コトラーのマーケティング3.0/ソーシャル・メディア時代の新法則/フィリップ・コトラー (著), ヘルマワン・カルタジャヤ (著), イワン・セティアワン (著)」です。

マーケティングの大家コトラー氏のマーケティング3.0です。1.0は製品中品でマスプロダクション、2.0は消費者志向で、セグメンテーション(いわゆるSTPですね)、そして3.0は消費者の共感を獲得しする✖️ソーシャルメディアがきた、というのが2010年ごろなんですね。

さて、この時にもちろんでてくる興味は、3.0以降はどうなってるんだ?ですよね。なんと、調べると最新は2021年2月にマーケティング5.0が出たそうです。ちょっとサマリーを紹介しているサイトを見てみましょう。

マーケティング4.0:Moving to Digital

以下のサイトによると

マーケティング3.0
マーケティング3.0は人間中心のマーケティングです。顧客中心となった2.0にさらに、顧客のニーズや欲求に応え、同時に社会や環境に影響を与え世界の変革を促進するという人間中心のマーケティング(Human-centric)にシフトしたのです。
マーケティング4.0
マーケティング4.0(Moving to Digital)以降は、マーケティングはデジタル戦略へのかじを切りました。今回のマーケティング5.0においては、高度なテクノロジーをマーケティングで駆使していくフェーズに入ります。AI、ロボティックス、IoTなどのテクノロジーを使い、マーケティング活動をより深化させていきます。

マーケティング4.0はマーケティングにデジタルを徹底的に活用できる時代がやってきたということですね。これは、Saleforceから始まって、Adobeに買収されたマルケトのようなマーケティングオートメーションの動きと理解しました

先ほどの記事は4回シリーズなのですが、2つ目の記事を見てみます

マーケティング5.0はテクノロジーと人間の掛け算

すると「マーケティング5.0はテクノロジーと人間の掛け算」と書かれています。記事の中ではマーケ4.0で提唱されたカスタマーパスの5Aというのが紹介されています。これは、AIDMA(Attension, Interest, Desire, Memory, Action)やAISAS(Attention, Interest, Search, Action, Share)の最新概念と理解しました。

それが、カスタマーパスの5AはAware, Appeal, Ask, Act, Advocateという流れになっていて、この最後のAdvocateというのが、よく聞くキーワードでいけば、アンバサダーマーケティングのように、顧客がファンを超えて、メーカー側にもしみだしてきて生産者(Production)と消費者(Consumer)が一体になったProsumer(プロシューマー)という概念に通底していると思いました。

4シリーズの3番目の記事は、カスタマーパスの5Aのそれぞれのパスで使われるデジタルツールとの対応がまとめられていました。

マーケティング5.0の5つの要素

さて、最後の4つ目の記事で、いよいよマーケティング5.0の5つの要素が紹介されています。

マーケティング5.0の5つの要素
3つのアプリケーション
・プレディクティブマーケティング
・コンテクスチュアルマーケティング
・拡張マーケティング
2つの規律(Disciplines)
・データドリブンマーケティング
・アジャイルマーケティング

言葉からイメージができないのが「コンテクスチュアルマーケティング」「拡張マーケティング」だったので、その2つをざっくりにまとめてみようと思います。

コンテクスチュアルマーケティング

サイトの方に行くと、素敵な絵があるのでそれも参照してもらうとよいと思うのですが、「定性的な理解に基づき、どうしてそのようなフェーズにいるのか、どうして購入決定をするのかといった、コンテクストを理解することで、サービスの提供をいかにパーソナライズするかということ」と書かれています。例として、コールセンターのスタッフの対応にそって、AIが顧客にあった対応のリコメンデーションをすることが挙げられています。

拡張マーケティング

対人対応が重要なところ、フルオートメーションできるところ、そのマーケティングプロセスの中でバランスよくしていくことで、マーケティングの対人対応する人の能力を拡張していくというコンセプトだと分かりました。

今回は「コトラーのマーケティング3.0/ソーシャル・メディア時代の新法則」といいつつ、マーケティング5.0が最新ということで、ちょっと自分なりの理解をまとめてみました。

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ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie


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