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未完の超重要経営理論「ダイナミック・ケイパビリティ」が解決する問題とは?

どもっ、しのジャッキーです。本記事は、未完の超重要経営理論「ダイナミック・ケイパビリティ」に関する個人的な学びをアウトプットするものです。

今回は第2回です。第一回は以下の記事で、なんでダイナミックケイパビリティに関心をもったのか。世界標準の経営理論からの学びを中心にまとめています。

さて、前回申し上げた通り、今回からは、カリフォルニア大学バークレー校でデイビット・ティース教授に師事していた菊澤教授による"「ダイナミック・ケイパビリティ」の経営学"という書籍(以下、本書)からの学びを数回にわたってまとめていきます。

近年の経営学の4つのビッグアイデア

本書では、近年の経営学には以下の4つのビッグアイデアあり、このうち「ダイナミック・ケイパビリティ」は変化の時代に求められる能力であるとします。他の3つは、日本でも広く知られるのに対して、ダイナミック・ケイパビリティはあまり知られておらず、いち早くその本質を理解し、経営に取り入れることで、企業の競争を高められるといいます。

近年の経営学の4つのビッグアイデア

企業の2つのケイパビリティ

ケイパビリティとはなんでしょうか?辞典を引くと以下のようにあり、ビジネス文脈では資産などに依存しない能力を指す言葉として説明されています。ここでいう資産とは、有形資産のことを指すと考えればいいのでしょう。

ケイパビリティ
能力、手腕、性能、などを意味する英語。「できる」「有能だ」といった意味を持つ単語「capable」の名詞形。ビジネス用語として、とりわけ(資産などに依存しない)手腕という意味合いにおいて能力を論じる場合に「ケイパビリティ」とカナ書きされる場合がしばしばある。

実用日本語表現辞典

本書の中では、ケイパビリティには以下の2種類があるとします。

企業の2つのケイパビリティ

昨年、仕事で、「コンポーザブル経営/桃谷英樹」という書籍の編集にかかわらせていただきました。この書籍の中で、テクノロジー、中でも特にデジタル技術の進化が、経営リソースを柔軟に「組み換え(コンポーザブル)」できることを前提にして、自社のパーパスに沿って、顧客への付加価値を高め、企業価値を向上し続ける経営が可能になったことを解説しています。

思うにダイナミック・ケイパビリティは、「デジタル技術の進化」と「理論の進化」の共進化の関係になるのではないか、と思いました。

ダイナミック・ケイパビリティが解決する問題

先の表にまとめたダイナミック・ケイパビリティの説明は、前回示した以下の内容とも合致しています。

「環境変化を感知し(=センシング)、そこに事業機会を発見し、既存アセット・能力を再構成・再配置・再編成する(=サイジング)能力」

図:「世界標準の経営理論/入山章栄」をもとに篠崎作成

世界標準の経営理論」の中では、既存事業とのカニバリゼーションを課題としてあげました。また論点として、ダイナミック・ケイパビリティは経営者に宿るのか?組織に宿るのか?をあげました。

これに対して、本書では、ダイナミック・ケイパビリティが解決(回避)するのは人や組織が合理的に失敗する現象である「不条理」という問題としています。

次回は、この不条理という問題についての学びをアウトプットしていこうと思います。

つづき書きました

おわりに

このほか、当方の経営理論に関する記事は以下のマガジンにまとめていますので、もしよかったらのぞいてみてください。またフォローや記事への「スキ」をしてもらえると励みになります。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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