ゲイリー・ハメル「経営の未来」を「世界標準の経営理論」のリーダーシップの理論で読み解いてみた#6章-6
「ビジネス名著大全」という、ビジネス名著90冊を厳選し、1冊6ページくらいでまとめてくれている、ありがたい本があります。それを横暴にもさらにスライド1枚にまとめてみました。第六章の六冊目は「経営の未来/ゲイリー・ハメル」です。
1枚まとめと学び
第六章の六冊目は「経営の未来/ゲイリー・ハメル」です。著者は第一章 思想・戦略の六冊目「コア・コンピタンス経営」のゲイリー・ハメル氏。そちらの副題が「未来への競争戦略」とある通り、戦略がテーマでした。そちらでは、未来の市場イメージからバックキャストし既存市場の枠を変える(リフレーム)が重要としていました。(詳細は以下参照)
テーマはマネジメント・組織論
今回の「経営の未来」は副題の「マネジメントをイノベーションせよ」とある通り、マネジメント、組織論がテーマです。ホールフーズ社とゴア社の事例を元に、従来の管理型のマネジメントをどう変革すればよいのかの示唆を得る、という内容です。
ポイントとしては、上司ではなくリーダーを中心として権限移譲と情報開示がされた自律したチームの重要性がとかれています。
リーダーを中心とした権限移譲と情報開示がされた自律したチームが鍵
リーダーってなんだ?
ここでリーダーについて考えてみたいと思いました。「世界標準の経営理論/入山章栄」では第3部 ミクロ心理学ディシプリンの経営理論の第18章でリーダーシップの理論が解説されています。
リーダーシップに関しては、1940~1970年代まで、リーダーの持つ個性、リーダーの部下への行動スタイル、これらが成立する条件などについて研究がなされてきたが、条件が多様すぎて行き詰まったそうです。
そうした中、70年代以降は、リーダーと部下との関係性に関しての分析にシフトし、最新の研究を考慮すると現代のリーダーシップの最強パターンは「シェアードリーダーシップ×トランスフォーメーショナル・リーダーシップ」が有望と解説されています。
その姿とは、チームのメンバー全員がビジョンを持ち、全員がリーダーシップをとりながら、互いに啓発し合い、知識交換をする姿とされています。
シェアードリーダーシップ×トランスフォーメーショナル・リーダーシップ
"チームのメンバー全員がビジョンを持ち、全員がリーダーシップをとりながら、互いに啓発し合い、知識交換をする姿”
今回の「経営の未来」で出てくるキーワードと非常に親和性が高いと思いませんか?
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