見出し画像

《吉野ヶ里温泉〜伊都国》軽キャンピングカーひとり旅

2023.2.3(金)
《女性たちのよみがえり》

道の駅くるめもなかなか快適でしたね!
ゆっくり休めましたが温泉♨️しかないモード。


伊万里の白磁の湯のまんぷく御前に味をしめて
系列の吉野ヶ里温泉 卑弥呼の湯に来てしまいました。



こちらにも例の「まんぷく御前」がありますが、「まんぷくラーメン🍜セット」というのがあり入浴券と合わせて1,000円❗️




すごいな😆
温泉♨️を堪能したあといただきました。

写真を見てすごさを感じてほしいですww

ねっ!笑

あっ、話は変わるけど
卑弥呼は「太陽の女」という意味で
「太陽の道」とも深い関係があるはずよね。

今回の旅の裏目的に卑弥呼の邪馬台国探索があります。これはフィールドワーカーとしてのライフワークで今回で邪馬台国探索は4回目。

九州は福岡、熊本、大分、長崎、宮崎、鹿児島と
フィールドワークしています。

今回は佐世保に焦点を当てての邪馬台国探索。

めちゃんこ楽しいです!!✨

そんな探索の一環ですが
往路で行けなかった博物館がありまして。

伊都国歴史博物館。
月曜日休館だったんですよ🥲

佐賀の吉野ヶ里温泉から脊振の山を越えまして。

なんか気になったので撮りました


その博物館へ。

伊都国歴史博物館。

ボランティアガイドをすすめられたので担当の戸田さんにみっちりガイドしてもらい沢山の発見がありました。

やっぱり自分の視点だけでは広がらない視点ってありますね。

伊都国は魏志倭人伝に書いてある場所で唯一、
確認されているクニです。

今でいう国というイメージより部族の集合体のクニという感じですね。

魏志倭人伝に書かれているということは中国との関わりが深く交易していたということは間違いなく、異論を唱える人もいない定説です。

この展示が気になりました。

左がベンガラ、、右が水銀の朱。
色が全然違います。このため水銀は特に価値が高く宝だったそうです。不老長寿のクスリとも考えられていたそうです。

シャーマニックな価値があった水銀朱。

弥生時代、王墓の棺の内面に水銀朱が塗られていた多くの事例があるようです。

平原王墓の復元。
これがこの博物館の目玉。

2C前半の王墓だとのこと。
服装品から女性の権威者(女王・女性シャーマン)だとわかるそうです。鏡が粉々に割られています。剣、勾玉と三種の神器と言われるものが添えられています。

今の天皇につながるシャーマニックな基本形が見られます。

写真↑棺の左側のスペースの方が広く、
シャーマニックな力を引き継ぐために添い寝したのではないか?と言われているそうで興味深いです。

頭が西。
足が東。
に向いていて生殖器が東を向く。

これは子宮に光を受けるという
縄文祭祀をイメージさせてくれます。
受胎し蘇るまた去る、、生死と東西の循環。

弥生後半まではこうした女性リーダーや女性シャーマンの縄文的な儀礼が北九州地域にあったことを垣間見ることが出来ますね。

それが大和(天皇家)
につながっていくのはなぜ?

あと、棺に塗られる朱の意味は?
割られる鏡の意味は?

めちゃんこ古代ロマンですよね?

この女性の王墓が発掘された古墳。

暦の意味もあるんかな?
と思います。

戸田さんの資料を撮らせてもらいました。

日の出の位置で季節がわかります。
稲作が盛んになる時期に暦を掌握したものが強い力を得る…

ここテストに出ますw

ポイントです。

これを見た時、
ハッと思い出しました。

佐世保の九十九島!
これも暦ですわ!


こちらは入り日。西。
「死」の方角。

対極的で面白いでしょ?

東が糸島。
西が佐世保。


古代の太陽信仰の痕跡。

今の世界でも国旗に太陽が描かれているのは
日本だけですしね。

よ一一く突き詰めて見ると不思議な国です。

↑これは銅で作った鏡。
「これでなにを写したと思いますか?」
と聞かれたので
「光じゃないですか?」

と答えました。

太陽の光を写し込む祭祀は縄文由来です。
さらに昔は石に溜めた水を鏡にしていました。

または石を磨き込んで太陽の光を写したり。

この世界のすべてが鏡。

見えるものすべてが鏡。
命の光を投影しています。

そして
なにを映すかは己の心次第。

なわけです。

女性のシャーマニック祭祀が
古代から脈々と引き継がれ、
それが大和などの男性シャーマンにパチられて
現在に至るんだと思いますね一一。

このパチリは現在の大陸、欧米支配につながる根元よね。

大事❣️

女性のチカラを女性に返還したいなあ。

女性と男性が本当の意味で仲良しならどんな世界になるんだろう?

戸田さん、本当にありがとうございました😊

めちゃくちゃ参考になりました。

平原王墓
おおおおー

つーわけで女性王墓が発掘された現場に来てみました。フィールドワーカーは現場の匂いを大事にします。平原王墓。

暦は生成流転する自然と生きる叡智。
平和的な女性が扱っている時代が健全ですね。

さあ、キャンプベースを探そう。

また、糸島の海にたどり着きました。
ここではキャンプできないので
泊まれる場所を探します。

こうして様々な事柄が折り重なり
旅が生まれてきます。

まるで機織りのようです。

キャンプベースが見つかり
星園祐子と今後の展開についてミーティング。

今日はいよいよ福岡市内博多で
遊びます。

篠原雅弥 Masaya Shinohara
(プロデューサー・作詞家・旅人)
20 年以上、シンガーソングライターなど女性アーティストの魅力、オリジナリティ一開発に取り組む。現在アーティストだけでなく一般の方のためにも自分創造時代・対話型プロデュースセッション(プロデュースX)を展開中。
軽キャンピングカー一人旅やっています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?