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積極的な休暇への姿勢

年末なので夫の実家に来ている。明日か明後日には自分の家に帰りたい(1人で)。1人で鍋して食べたい。

イタリア人の夫の家族はみんな何もしないのが上手い。冬休みも夏休みも大した予定もないけど、休みだっていうだけで生き生きする人たちだ。心から休みを待っている。昔言われていた「休みの間も規則正しい生活を送りましょう」なんて、タチの悪い冗談みたいだ。子どももみんなダラダラしている。

何にでも倍くらい時間がかかるのが休みだ。積極的に何もしてない。生産性なんていう言葉は、ほど遠い。

この休みのリズムに慣れるまで、ちょっとイライラする。これをしようって決めてから実際に実行するまでに時間がかかるから。あーーーさっさとしようよーーーってなる。言わないけど。

でも、慣れるとだいたいなんでも良くなる。何もしないのが休み。怠惰への積極的な姿勢。何もしないことを受け入れる。夜はソファで映画とかみてダラダラする自分を受け入れる。

クリスマスもそれは同じで。今日は何を食べる、明日は何を食べるということくらいしか決めることがない。ずっとご飯の話をしている。

あとは、テレビで映画みたり、ボードゲームしたり(テーブルゲームじゃなくて、ボードゲームなのはなんで?)している。スイッチでマリオカートしたり。

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街にも暇な人が溢れていて、みんなうろうろしている。

クリスマスにもらったおもちゃの犬が思った様に動かないと、怒った子どもが足で動かしていた。それをみながら、子どもって意外に乱暴におもちゃを扱ってたよなって思い出した。

抱きしめてうっとりしてたかと思ったら、急に怒って投げたりもしてた。イマジナリーフレンドといつも仲良しなわけではないんだろうな。手も指も小さすぎると必要以上に力が入ってたりして。ピアスを引きちぎられたり、眼鏡をむしりとられたりしたなって。

たった数年前のことなのに忘れてるもんだなって思いだしたよ。なんて話をコーヒー飲みながらはなして、昼ごはんになるみたいな生活だ。体重も増えるよね。

久々に文章を書くとむずかしいですね

おわり

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