股関節伸展制限は股関節屈曲制限にも繋がるメカニズム!
今回は、実際のクライアントさんの症例をもとに解説。
変形性股関節症と診断されている方ですが、股関節の可動域制限はアプローチしたら改善するけど時間が経ったら今まで元に戻ることが多いと言われていた方でした。
股関節疾患の方の可動域制限として、股関節伸展制限がある方も多いと思いますが、股関節伸展制限がある方は股関節屈曲制限がある方も多いです。
なぜ、股関節伸展制限がある方は股関節屈曲制限に繋がるかというメカニズムというか臨床で多いパターンを紹介しようと思います。
実際に多くの股関節疾患を診る中でも感じていることなので、皆さんの臨床のお役に立てて下さい(^^)
股関節の可動域制限は全て影響する
股関節の可動域制限に対して、、
屈曲制限だけある。
伸展制限だけある。
外旋制限だけある。
その様な…
特定の運動方向のみ可動域制限があるケースは少なく、股関節は全方向に運動方向を持っているため、特定の部位に制限があることで他の運動方向にも可動域制限が生じることが多いです。
そんな股関節の可動域制限の中でも特に生じやすいのが、股関節伸展制限になるわけですが、股関節伸展制限だけが生じているケースはほとんどなく、他の可動域制限も生じているケースがほとんどです。
股関節の可動域制限をどう考えて、改善していくためにどの様に考えてアプローチをしていくかを紹介していきます。
なぜ伸展制限が屈曲制限に繋がるのか?
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