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運動療法で体性感覚を鍛える方法!

今回は、実際のクライアントさんの実例も踏まえて体性感覚などの感覚機能から運動療法を考えていけるコラムにしています。


人間の運動が起こるのもインプットされる感覚情報が必ずあって、運動入力としてのアウトプットがあるため、感覚機能に着目することも重要になります。


臨床で活用できる様な内容にしているので最後まで読んで参考にしてみてください。


体性感覚のズレと筋機能の問題

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感覚がズレている部位は筋機能にほぼ確実に問題があります。


例えばですが…

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この画像の様な感じで、頭を持ち上げる様な動きやエクササイズを「カールアップ」と言います。


この「カールアップ」において…

客観的に見たら誰がどう見ても顎が上がっていても、本人の中では顎を軽く引いた綺麗なポジションと認識していることもあります。


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客観的に評価したこと&客観的な見た目と、主観的な感覚が一致してないことによって生じることになりますが、こういう感覚のズレがある部位に関しては「筋機能のアンバランス」がある可能性もかなり高いです。


体性感覚の問題を疑うケース

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体性感覚に何かしらの問題があるケースで多い訴えですが、上記の様な訴えがあったり、運動療法を行う際に動作が逸脱している現象が見られたら体性感覚の問題を疑うことも必要です。


動作の逸脱の場合であればシンプルに…

筋力低下などの原因で意図する動作ができてないだけのこともありますが、深部感覚も「筋肉・腱・靭帯・筋膜・関節」などが感知しているわけなので感覚機能に問題があってもおかしくありません。


臨床で多い体性感覚異常が多い部位


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