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文学フリマ大阪12で頒布する作品の紹介

2024年9月8日(日)に開催される文学フリマ大阪12に出店いたします。
今回は、頒布する作品のご紹介をしようと思います。


①みあれ! 神ガチャ

「みあれ! 神ガチャ」

サイズ:A6  ページ数:264  価格:1,000円

あらすじ

ドルオタ活動に勤しむ男子高校生優月は、道に迷っていたお爺さんを助けたことがきっかけで、カプセルトイ(通称ガチャガチャ)を手に入れる。迷惑な贈り物だと思ったら、なんと中には神様が入っていた。最初に現れたのは、喋るカラス――導きの神、八咫烏だった。さらに、大口真神、猿田彦も加わり、優月と一緒に暮らすことになる。ハチャメチャな神様たちに振り回されながらも楽しい日々を送る優月。だが、神の存在を知った者の悪意が優月に向き、平穏な日々に影が射す――。高校生と日本古来の神々とのわちゃわちゃ現代ファンタジー。

文学フリマ大阪12にて頒布する新刊です。カクヨムで公開していたものを加筆修正し、さらに書き下ろしの章を加えました。
お買い上げいただいた方には、付録を別途お渡しします。内容は、作中に登場する神様のプチ解説書+後書き的なナニカです。


②裏路地レトロ喫茶店~お食事おまかせにて承ります~

「裏路地レトロ喫茶店~お食事おまかせにて承ります~」

サイズ:A6  ページ数:94  価格:500円

あらすじ

都会の路地裏に、ひっそりと佇む昭和レトロな喫茶店がある。そこを訪れるのは、現代社会に疲弊した者ばかり。どこまでも深い虚無感に沈む男。感受性や共感性が欠如した女。居場所のない「おじさん」になってしまった男。孤独と誹謗中傷に絶望した女。若々しい容姿を保つだけの日々を過ごす同性愛者の男。心をすり減らした来客たちを、いぶし銀のマスターが迎えてくれる。メニューにあるのは飲み物だけ。お食事は、マスターのおまかせ。苦悩する来客たちを、懐かしの味が癒す連作短編。五話収録。


③転職先は『うらめし屋』

「転職先は『うらめし屋』」

サイズ:A6  ページ数:262  価格:1,000円

あらすじ

ある日突然命を落とし霊界にやってきた磐田一成は、記憶が曖昧で、自分の死の理由も思い出せない有様だった。一成の前に現れた、霊界案内人だという遠藤の話では、霊体を維持するためには何かしらの「仕事」をしないといけないとのこと。遠藤のアドバイスにより、一成は遠藤の下でこの世の各地にある心霊スポットやレジャー施設で「仕事」をしながら死の原因を追うことになった。掴みどころのない遠藤、そして個性的な仕事仲間たちに振り回されながらも、徐々に真相に近づいていく。果たして、一成の身に何が起きたのか。真相を知った時、一成は何を思うのか。厳しさと優しさを詰め込んだヒューマンドラマ。


以上3作品に加え、「フリーペーパー de 短編小説」を無料配布します。
ご来場される方は、ぜひ無配だけでもお持ち帰りください。
ご用意しているのは10部程度なので、お早めに!
関西から関東まで持ち帰るのは悲しいので、どうか皆様持っていって……!

それでは、当日お会いできることを楽しみにしています。


文学フリマ大阪12 お品書き

文学フリマ大阪12 お品書き

文学フリマ大阪12 詳細情報

開催案内
https://bunfree.net/event/osaka12/
開催日:2024年9月8日(日)
時間 :12:00〜17:00(最終入場16:55)
入場料:無料
会場 :OMMビル2F A・B・Cホール
最寄駅:大阪メトロ谷町線・京阪電車天満橋駅

大阪環状線「天満」駅・JR東西線「大阪天満宮」駅は、会場から遠く離れたまったく違う駅です!
お間違いのないようにご注意ください。

休憩処しのづか屋(私の個人サークルです)のWebカタログ
https://c.bunfree.net/c/osaka12/!/%E3%81%86/26

ブースの場所う-26

「休憩処しのづか屋」ブース案内


この記事を書いたひとの紹介

エブリスタNOVEL DAYSカクヨムで作品を公開している野良物書き。
2020年にエブリスタで公開した「転職先は『うらめし屋』」が新作セレクション10月22号に選出される。
2023年、同作品を自費出版し、文学フリマにて販売を始める。
吃音症で、緊張したり急な質問を受けると症状が出る。
「心を擦り減らした誰かに寄り添う」物語を書いていきたいと思っている。

◆作品
2023年9月10日発行「転職先は『うらめし屋』」
2024年5月19日発行「裏路地レトロ喫茶店~お食事おまかせにて承ります~」
2024年9月8日発行予定「みあれ! 神ガチャ」


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