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血流整体で用いられるアイテム

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血流整体を行ううえで知っておくと良い事を纏めます。 知識、テクニック等。
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到達ポイント+1

到達ポイント+1

手技で筋肉を確実に解すには、一定のポイントまで圧を運ばなければなりません。
血流整体では、必要最低限の圧の深度を「到達ポイント」と呼びます。
例えば、ある対象の筋肉の「到達ポイント」が深度5だった場合、深度1〜4の圧を何度与えてもその筋肉は解れないのです。

ホールド

ホールド

与えられた時間内に血流を全身に隙間なく巡らせるためには、ある程度強い刺激を加えなければいけません。
強い刺激を掛けながらも、体を緊張させないテクニックとして「クック」「スピード」「ホールド」があります。

スピード

スピード

指圧で指を侵入させる速度は大変重要です。
施術を受ける側の感覚はまさに千差万別で、同じような症状の人でも全く違うものです。

クック

クック

血流整体において大変重要なテクニックがあります。
その名も「クック」。
高野豆腐理論や点線面を実行するにあたり手技として用いるべき必須テクニックです。

例えば指圧を指幅1/2〜1/4で連続的に打っていく際に、

指圧の三要点

指圧の三要点

メンバーシップ記事の「血流整体における末端とは」記事で末端の意味をご理解頂けたかと思います。
では、それを踏まえて指圧を行うにはどうしたら良いのか。

血流における末端とは

血流における末端とは

体に隙間なく酸素や栄養を届けるには、血流を末端まで運ばなければなりません。
血管の末端で行われる微小循環を活発に促すことこそが血流整体というわけです。
ではその末端とはどこでしょうか?
手足の指先や皮膚といった表面のことでしょうか?
実はそうではありません。

血流をブロックで分ける

血流をブロックで分ける

血流は一般的に心臓から出た後、頭部、上肢、下半身に分かれて枝を出します。
下半身を通ってきた血流がその後、頭部に向かうというような動きはとりません。
例えば、下半身の動脈を通り、太ももの一部で微小循環をした後、静脈血となり真っ直ぐ心臓の左心房に帰ってくるといった具合です。
皮膚や骨格筋に向かう血流は、通常、寄り道をせずに戻ります。
常に目的地の後には真っ直ぐ心臓へ帰ってくるのです。

高野豆腐理論

高野豆腐理論

筋肉が血流によって血液を満たしていく様子は、高野豆腐が水分を吸収して柔らかくなっていく様子に似ています。