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君のためにどこまで頑張れるだろうか



君のためにどこまで頑張れるだろうか

たとえ険しい道でも 記憶がなくなってしまっても

他の誰かと一緒になっても

君のためにどこまで頑張れるだろうか


君の瞳に僕も未来もいない

君の瞳には僕はいない

君の瞳に僕は映らない

未来も夢もない過去も消えている


たわないもないことも

ありきたりなことも

あたりまえのことも

全てがなかったことになる


人を愛するということは

人に愛されるということは

本当に素晴らしいことである


でもそれを1度も経験していない者にとって

曖昧で不確かな時間が嬉しいものだった


君のためにどこまで頑張れるのか

君のためにできることを探し続けられるのか

僕には分からなくなってきた


君の並んで歩いて貰えるように

君が僕を誇らしげに思ってもらえるように

君が君の友達に僕という存在を恥ずかしくないようにできるところまで努力したい

それでも君は僕には振り向かないだろう


そう思えば、常に僕はそうだった

自分を受け入れてくれる人がいなかった

僕を好きでいてくれる人もいたかもしれない

でも僕をあえて試そうとしたり

努力もせずに振り向くように仕向けるような人が

多かった気がする

だから僕は僕の好きな人にしか目がいかなかった


それが罪だったのだろうか

それが災いだったのだろうか

それは足枷に変わったのだろうか

だからこうして今もひとりぼっちなのだろうか


君の瞳に僕も未来もいない

君の瞳には僕はいない

君の瞳に僕は映らない

未来も夢もない過去も消えている

たとえそうであったとしても頑張り続ける

次に逢えた時に

びっくりさせられるように


今日も君との小さな糸を頼りに歩いていくよ

今日も君との小さな思い出を胸にしまうよ

たとえ嘘であったとしても

たとえはぐらかされていても


君の思いが力になるから

その力を、僕の世界を作り替えるために使っていくよ


僕の人生は、まだ真っ黒な世界だけど

たくさん頑張れば届くと信じている


だけど、心のどこかでは気がついている

不毛で意味のない無駄なことだということを


そう、そうであっても、そうであって…も…

僕は頑張り続けたい

愛の言葉も、努力も頑張りも僕に向けてくれる人はいないから

僕は頑張り続けるしかない


君のためにどこまで頑張れるだろうか

たとえ険しい道でも 記憶がなくなってしまっても

君が他の誰かと一緒になっても

君のためにどこまで頑張れるだろうか

君のためにどこまで頑張れるだろうか


そもそも君は、僕の頑張りを知らない

僕のことさえ見えてない

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