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銀座の教文館で「絵本といっしょになつやすみ! 2020」フェアが開催中 ~大人にこそおすすめの『こども聖書』も

 銀座にあるキリスト教書店「教文館」で、夏休み向けの絵本のフェアが開催されています。聖書に関するものだけでなく、一般のおすすめ絵本やロングセラーも取りそろえられていて、面白そう。

 恐竜ものや、仕掛け絵本、電車の絵本や、科学の観察がテーマのものまで、バラエティー豊かです。

 ロングセラーの名作では、レオ・レオニ著・谷川俊太郎訳の『スイミー――ちいさなかしこいさかなのはなし』(好学社)も。

 小学2年生用の国語の教科書に採用されたことでも知られる物語。ただ、教科書で読んだという人も、この作品は絵も美しくて素晴らしいので、ぜひ絵本を開いてみてほしいです。(ちなみに教科書に載ったのは1977年から。私はもう4年生でしたから、教科書では出合えず、大学生のときに書店で絵本を見たのが最初でした)

 同フェアではもちろん、聖書関係の絵本も充実しています。
 私の注目は、鈴木秀子著『こども聖書』(すばる舎)。昨年の12月に出版されたばかりの新刊です。

↓現状、amazonで試し読みができます。

 1日にひとつの聖句を取り上げる形で、31日目まで、ひとつずつ読んでいける構成です。
 1日1見開きで、まず聖書の有名な一節を、子どもにもわかる平易な言葉に言い換え、さらに著者による説明と、日々の暮らしのなかでそれをどのように活かしたらいいかのアドバイスが添えられている、というもの。
 大人が読んでも、「なるほど」と学びになったり、「やってみよう」と参考にできる内容で、何度も読み返したくなります。日めくりのように使ってもいいかも。

 著者は、カトリックのシスターであり、東京大学の大学院博士課程を修了した文学博士。近代文学の研究者です。
↓こちらに、本書についてのインタビューが掲載されています。

 私は、プロテスタントのクリスチャン。でも、カトリックの神父やシスターの本は好きですし、違和感も覚えません。
 また、本書はノンクリスチャンの方にも、いわば生き方のヒントの本として、読んでいただきやすいと思います。

 実は私は昨年、noteの↓こちらの記事で本書の内容を拝見しました。

 当時はまだ、コロナの流行が起こる前でした。そのときも良書だと感じましたが、ウィズコロナの時代となったいま、なおいっそう、多くの人におすすめしたい気持ちになります。これまでの生活や価値観が変化していくときだからこそ、こうした普遍的なメッセージを大切にしたいし、きっと、心に響くのではないでしょうか。
 かわいらしいイラストとともに、ゆるゆると親しめる一冊です。



◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから、hanakokoroさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。

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アンデルセンのメルヘン大賞受賞他。文筆家、詩人。雑誌編集長を経て独立。本名の後藤しんこで編集・校閲・記者30年、アドバイザリーも。1968年札幌生まれ、北海道大学農学部卒。超教派で行動するクリスチャン。所属教会は改革派。横浜でIMAKIRI〈いまどきのキリスト者〉の暮らしを発信。

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