WEBマガジン「生きのびるブックス」で、信田さよ子さんの連載「家族と厄災」が始まりました

〝明日をほんの少し明るく照らすメディア〟を目指して創設されたウェブマガジン「生きのびるブックス」で、家族問題に詳しいカウンセラー・信田さよ子さんの新連載が公開されました。

↓第1回のタイトルは「KSという暗号」。どなたでもご覧になれます。

 冒頭で、「コロナによってもたらされるものがあるとすれば、新しい何かが生み出されるというより、これまですでに起きていた、芽吹いていた変化の加速化ではないかと思う。」と語られているとおり、今回は、コロナ禍をきっかけに表面化してくる家族の問題や、そこで起こるフラッシュバックなどに焦点をあてた内容となっています。
 信田さんがいつもなさっているように、多数の事例から造形しなおした架空の人物のエピソードを通して、わが子への虐待、親から受けた虐待、その親の世話をしながら苦しむ自分、という長軸の物語がわかりやすく整理されています。

 親との関係に苦しんだ経験のある人や、いま苦しんでいるという人には、読んでいてつらくなるところもあるかもしれません。けれども、知っておくとためになる要素がたくさん盛り込まれている記事です。気持ち的に無理のないときに、読まれておくといいのではないかと思います。

 タイトルにある「KS」とは? その答えは……ぜひ記事を読んで確かめてみてください。


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 信田さんの「家族と厄災」と同時に、哲学者・森岡正博さんの「人生相談を哲学する」、農業史研究者・藤原辰史さんの「新・植物考」という連載もスタートしています。


◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから、HanaKokoroさんの作品を使わせていただきました。ありがとうございます。

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