IMAKIRI〈いまどきのキリスト者〉である私の暮らしをのんびり発信しています。日々の出来事や思うこと、猫との生活、料理やガーデニングなど。ときには聖書の話も。空はいつも美しく、…
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2020年6月の記事一覧
「赦し」は罪の結果をナシにするのではなく、その重さを背負いながら、頭を上げて生きていく助けとなるもの ~来住英俊著『ゆるしの秘跡』
教会の小さな部屋で、神父に自分の罪を告白する。映画などでそんなシーンを見たことのある人は多いだろう。一般には懺悔(ざんげ)という言葉で知られていると思う。私もノンクリスチャンだったころは、懺悔と言っていた。 実は、キリスト教のなかでは必ずしも懺悔と呼ばれるわけではない。カトリックでは、かつては告解とか悔悛の秘蹟と呼んでいて、現在は「ゆるしの秘跡」と呼んでいる。大切なサクラメント(儀式)のひとつだ。 ちなみに私が所属しているプロテスタントの教派では、洗礼と聖餐以外にサクラ