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帯状疱疹後神経痛(PHN)と鍼灸治療

帯状疱疹後神経痛(PHN)とは、帯状疱疹の皮膚症状が治ったあとも痛みが残るというものです。


痛みは焼けるような、刺すような、ズキズキ、ピリピリ、引き裂けるよう、など多彩であり、帯状疱疹の合併症の中で最も頻度の高い後遺症です。

・原因としては神経の損傷によって生じる痛みであると考えられています。
衣服などが軽く触れた際にも痛みが生じるアロディニアが起こることもあり、日常生活へ大きな支障が生じる場合もあります。

鍼灸(しんきゅう)治療は鎮痛(ちんつう)作用を有します。
特に細い線径の鍼(はり)を多く用い、患部を挟むように刺鍼します。
また、灸と円皮鍼(えんぴしん)も併用することで痛みの程度を少しづつ和らげ、発症前の生活へ少しづつ戻って頂くことを目的とします。


鍼灸学士/鍼灸師 高倉 直樹


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