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好きに買い物に行きたいよ!  新見正則


買い物はネットで済ませてる?

コロナショックが吹き荒れる中、在宅での買い物が増えました。ネットショッピングの覇者、Amazonは1994年に創業しました。創業者のジェフ・ベゾスは世界一のお金持ちになり、つい最近、彼の総資産は20兆円を超えたそうです。

僕の好きなAmazon

ジェフ・ベゾスは最初から世界制覇を狙っていたと語っています。その第一歩として書籍をターゲットにしました。ベストセラーの新刊はどこの本屋さんでも手に入りますが、どんなにすばらしい本でも出版からすこし時間が経てば、みつからないことになります。何とか見つけて注文しても、実際に手に届くまで1〜2週間かかるなんてことは当たり前です。そこでまず手始めに書籍の流通ルートを確立させて、短期間で手元に届くシステムを作り上げました。書籍は時間が経っても腐りませんので流通させるにも、倉庫で保管するにも、また大きすぎないというサイズも都合がよいものだったのです。その後、書籍以外の商品拡充に手を広げ、今やあらゆる品物が売られています。最終的に当初の狙い通り物販で世界を制覇しました。現在でも在庫管理システムと物流システムは日々進化をし続けています。

検索はAmazon、探索は楽天

何か欲しいときに僕はAmazonを愛用してしまいます。買うものが決まっているときは特にAmazonです。そんなターゲットが決まっている買い物を「検索型」と呼びます。一方で、具体的に買うものは決まっていないけれど何か欲しいときに「探索型」です。「探索型」ネットショップのリーディングカンパニーは楽天です。

使い分けて欲しいものをゲットしてます

「検索型」Amazonでは、商品の簡潔な解説が重要で、そして複数の商品が簡単に比較できるようになっています。一方で「探索型」楽天では、その商品に対する店長の推薦文などが感情を込めて語られています。ウインドゥショッピングを楽しんでいる感じが楽天、買いたいものが決まっていて、お店に直行するイメージがAmazonです。「検索型」のAmazonでは、偶然に違う領域の商品に出会うことは稀です。オンラインショッピングもこうやって考えると2つの企業の立ち位置がわかっておもしろいでしょ。

実際に物を見て触れて選ぶ楽しさ、忘れてません?

ネットショップが便利になるにつれ、リアル店舗でのウイドゥショッピングをする機会は減っていました。コロナショックでリアルのウイドゥショッピングは本当に壊滅的に激減しています。

偶然に巡り会う、シアワセ

携帯電話が普及する以前は、待ち合わせ場所は本屋さんでした。待ち合わせ相手が遅れたとき、本屋なら存分に有意義に時間が潰せたからです。つまり「探索型」は時間つぶしには最高なのです。そんな「探索型」で偶然に遭遇した書籍を立ち読みし、そして購入して、得した気分を味わうことも少なからずありました。

プロの販売員に学ぶのも得した気分

確かにオフライン、つまりリアル店舗での購買から、オンラインショップでの購買に世の中は動いています。僕も、オンラインショッピングを愛用していますが、一方でリアル店舗で実物を見ながら、商品知識が豊富なプロの販売員の話を聞きながら、商品を選ぶことも大好きですよ。そして、ただただウィンドゥショッピングを楽しむこともあります。

一歩先をゆく中国のショッピングは、やっぱりスゴイ

いま、オフラインとオンラインは融合すると言われています。Online merges with Offlineという概念です。そんなことを体感できる最高の場所は中国でアリババが展開するフーマーフレッシュ(盒馬鮮生)といわれています。中国版Amazonのアリババは、フーマーフレッシュという実店舗を多数展開し、オンラインとオフラインの境を消費者に感じさせない体験をさせています。

「中国のいま」を体験せよ!

コロナショックで実際に中国のフーマーフレッシュに行くことは、しばらくは叶いそうにもありません。そんなときはYouTubeで「フーマーフレッシュ」と検索すると多数の動画で体感できますよ。

火・金夜21時はYouTubeライブ漢方Q&A!
いろいろ聞いて質問してレベルアップしてくださいよー。

なんとなく得した気分で勉強できるモダン・カンポウ。
この際だから片っ端から読んでみたら? 


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