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勉強道具としてのYouTube  新見正則


お気に入りYouTubeを探せ

YouTubeには時間の短いものから長いものまでたくさんあります。質もピンキリです。自分が求めているものに出会えると本当に嬉しいです。とりあえず次から次に聞き流し、気に入ったものがみつかれば改めてゆっくり聞き直すスタイルです。このスタイルの勉強方法だとドンドン頭に入りはかどります。

勉強しまくり。はかどりまくり

YouTubeのコンテンツはバラエティに富んでいます。最近はがんや薬理学を勉強しています。僕はお気入りの動画を観つつ、わからないこと、腑に落ちないことは、別のパソコンでザッピングして調べます。犬の散歩中も、電車で移動中も、車の運転中もドンドン聞いています。ちょっとの空き時間でも知識を吸収できます。最高の勉強環境です。

もう、でかけるのも面倒

大手予備校が通信制で講義を配信し始めた当時、僕は直感で「リアルにはかなわない」と思っていました。ところが、これだけ世の中に動画が溢れる時代になると、むしろ動画で十分と思うようになりました。もうリアルでわざわざその場所に行くことが面倒なのです。

場の空気感、熱気、一体感もYouTubeでOK?

リアルが重宝されるのは、双方向の強みを生かせる面ですね。単に双方向での意見交換だけなら、オンラインでも十分です。一緒にその場を共有できるリアルだからこそ、場の熱気、空気、立体感、躍動感、一体感を感じることができます。場の空気感をオンラインで共有するのはまだ少し難しそうです。通信が5Gになってホログラムが登場し三次元が作り出せるようになれば、ますますリアルに近づくでしょう。

見過ぎは注意です

二次元では視点を動かすことが少なく、狭い画面を見続けるため本当に目が疲れます。Zoomミーティングなどで、関心の薄い話題のときに画面をオフにして、外の景色でも見て、耳だけで参加しているとすこし目が休まります。僕はそんな工夫もしています。

海外のYouTubeはサイコー

最近、英語のYouTubeに魅力的なコンテンツが揃っていることに気がつきました。まず、動画が非常に凝っています。日本語の人口は1億人ちょっと、世界の英語人口は15億人以上です。これだけ人口に差があればコンテンツにも差が出ます。海外のYouTubeにすばらしいコンテンツがあるのは当然に思えます。

問題は、英語の語学力

30年ぐらい前はなんとか英語を使って高等教育を受けていましたが、もはや僕の英語は錆び付き、相当怪しいのです。でも、わかりやすい英語で(インド人の英語は昔から苦手)、自分の興味がある領域ならなんとか理解できます。そんな英語のYouTubeが最近は勉強のコンテンツに加わりました。字幕がついているものもあり、聞いてわからないコンテンツの時は、字幕が本当に助けになります。

Googleの同時通訳でYouTubeがもっと楽しくなる

近い将来、Google翻訳が進歩すれば、同時通訳で世界中のYouTubeが自分の言語の字幕で見られるようになり、その次は、母国語の同時自動変換で聞けるようになると思います。ますます海外のコンテンツを使った勉強の障壁は低くなると思っています。

新しいテクノロジーは使った者勝ち

僕がオックスフォード大学に留学した頃がネット時代のはじまりでした。いまから思えば、超不便でしたが、とても楽しい時代でした。昔は懐かしく、良い思い出です。しかし、テクノロジーは進歩して後戻りしません。今ある技術を使って、そして上手に利用して、たくさんの情報を集めて、最短の努力で身につける方法を学びましょう。死ぬまで勉強し続けることが僕の夢です。


ドリルで慣れれば処方に自信がつきますよ!

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今晩21時は、新見先生のYouTubeですよ
勉強のYouTubeに漢方JPも入れといてください


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