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自分の意見を伝えられる?  新見正則

ホリエモン VS 西浦博先生のTwitterバトル

ホリエモン(堀江貴文さん)が、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾見茂会長のインタビューを引用して「いつまで言ってんだこいつ」とTwitterで呟き、それに対して京都大学の西浦博先生が「うるせーばか」と反撃しました。
面白いですね。この場外バトル!

それぞれの意見、それぞれの立ち位置

尾見先生は「社会を動かす時期には来ているとの考えには賛成」としつつ、「高い感染力があることから、まだ完全に普通の病気にはなっていない」とのこと。

ホリエモンは「対策しようがしまいが無人島で一人暮らしでもしない限り運が悪けりゃかかる病気だってまだ理解してないのかって話だ。無駄な対策で社会を混乱させるな」。

そして、西浦先生の呟きが続いたようです。

僕はホリエモンに1票

僕は、なんとなくホリエモンの味方です。
コロナの流行開始から3年経過してやっと5類相当に引き下げられましたが、他の先進諸国よりも1年以上遅れてやっと辿り着いたといったイメージです。
僕はホリエモンと西浦先生がライブで対談してくれることを期待しています。

ライブ配信ではごまかしきれない


YouTubeのライブ配信で対談となったら、どちらの意見がより正解に近いのか、まっとうなのか、視聴者が自分で判断できます。

ライブではごまかせません。その人の素がでます。
だからライブで聞きたいのです。

僕は西浦博先生をテレビでしか存じ上げません。
京都大学教授というお立場でありながら、本当にご本人が「うるせーばか」と反撃されたなら、サイエンティストとしての資質を疑います。
ご自身に自信があれば対談すればよいと思います。ホリエモンは受けるでしょう。

自分で聞いて、自分で判断したいでしょ

感情にまかせてTwitterだけでコメントしても結論はでません。ちなみにここでいう結論とは、どちらの意見が正しいかではありません。どちらがまっとうと思えるか、ということですよ。

世の中には異なる意見がたくさんあります。そんなとき、僕は両者の意見を聞いて判断するようにしています。もちろん両方の意見がまっとうだということもあります。両方の主張を聞いて、自分で判断すればいいのです。

誰でも無料で動画を視聴できて、誰でも自分で発信できる時代ですよ。
僕が主宰しているYouTubeチャンネルの「漢方jp」でもいろいろな意見を話しています。いつでも、誰でも、ライブ対談ウェルカムですよ!

僕のフローチャート、本当はNOの先生もいます

12年前、日本の医療では、漢方は専門家だけが処方できるもの、とされていました。そして漢方の専門家とは、漢方理論を極め、古典的な漢方診療が行えて、漢方の歴史にも精通していること、とされていました。特別な知識のない医師には手出しのできない領域だったのですよ。

そんな時代に『フローチャート漢方薬治療』(新興医学出版社)という、西洋医なら誰でも簡単に漢方薬を処方できるようにする本を出版しました。

漢方薬は煎じ薬から便利なエキス剤になっています。148種類の保険適用漢方エキス剤から症状に合わせて漢方薬を選ぶだけ、面倒くさい漢方理論や漢方診療は不要という立場に振り切って困っている患者さんに対応しようという、当時の常識を覆すビックリな企画でした。

12年が経過し、フローチャートシリーズやモダン・カンポウシリーズからは30冊を超える本が出版されました。そして、西洋医が困っている患者さんを気軽に漢方薬で治せる時代になりました。

自信のある先生からの対談希望、ウェルカムです!

このフローチャート的処方にNOな先生ともぜひ対談したいのですが、12年間、その立ち位置で対談してくれた先生はいません。

ライブ対談では自分の勉強量と論理的思考が試され、そして素の自分が明らかになります。


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