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過去問演習で実力を伸ばす方法①

2月1日まで、あと145日。6年生は、いよいよ過去問の季節となりました。モチベーションアップのために第1志望校からやる、難易度を考えて抑え校からやる、いろいろな方法があり得るでしょう

最新年度は残して、5年程度前のものから始めるのもおススメです。また、平均点の低い年度の過去問は、後回しにしてもよいでしょう。先生の中には「過去問で実力は伸ばせない」と言う人もいます。過去問は入試形式に慣れるもので、日々の授業・テキストで実力を付けるという考え方です。

私は「やり方次第で過去問で実力は伸ばせる」と思います。過去問演習の第一の目的は「受験者平均・合格者平均との距離を測る」ことですが、ここで止まってしまうと実力は伸びません。過去問演習を通じて、「自分に何が足りないか確認し、入試までに注力するものを見極める」ことができれば、実力アップに直結するのです

さらに、過去問から出題者の意図(何を答えてほしいか)を読み取れるようになれば、合格率は飛躍的に高まるでしょう。そのためには、過去問をやりっぱなしにしてはいけません。採点して「分析する」ところまでがルーティーンであり、大人の関与が必要になります
「国語の過去問は『できるだけ多く、できるだけ早く』」をご参照ください。)

次回に続きます。


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