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記事一覧
見えてきた NASA の Return to the Moon計画 - Moon (Lunar) Gateway
NASAの Moon Gateway プロジェクトは、月の軌道上に恒久的な宇宙ステーションを建設するものです。その主な目的は月探査の中継地点として、また科学研究のプラットフォームとして、そして火星やその周辺への将来のミッションのテストベッドとして機能する予定です。
Moon Gateway は複数のモジュールで構成され、NASAのスペース ローンチ システム (SLS: Space Launch
国際宇宙ステーションを救え!- 第4回Kibo-RPC開催
先日月軌道に到達した日本のベンチャー iSpace の HAKUTO-R Mission 1 をはじめ、JAXA の新しい宇宙飛行士 2名も発表されるなど、日本の企業・団体による宇宙ミッションが活発になってきていてワクワク感上昇中です!
そして今年第 4回となる JAXA が主催する「きぼう」ロボットプログラミング競技会 (Kibo-RPC) が NASA の協力のもと今年も開催されます。2月に
今秋全地球をカバー、地球上のあらゆる場所からインターネット アクセス - Starlink
SpaceX が手掛ける衛星インターネット サービスの Starlink ですが、軌道上の通信衛星が 1,800基を超え今年 9月には全世界をカバーするネットワークの準備が終わるそうです。いよいよ Starlink 日本上陸!? 今月時点で Starlink の利用者はすでに 10万人、サービスの開始待ちの人は 50万人以上とのこと。
Starlink はご存知の通りインターネットのインフラが
電力だけでロケット推進力を得るマッハ効果
昨今民間によるロケット打ち上げをはじめとした宇宙ビジネスが盛んになってきていますが、その推進剤は主にロケット燃料を燃焼させたエネルギーが利用されています。その多くは液体燃料ですが、日本では固体燃料も積極的に活用されています。「はやぶさ」などの小惑星サンプルリターン計画ではキセノンなどを使った静電加速するイオンエンジンが活用され、新たな推進システムとして大きな期待を集めています。そして電気を使った
もっとみる民営化が進む 20周年を迎えた国際宇宙ステーション – ISS R&Dカンファレンス
昨年(2020年) 20周年を迎えた国際宇宙ステーション(ISS) のカンファレンス「ISS R&D Conference」が昨年夏にシアトルでの開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となりました。
ISS は微重量環境の研究施設として多岐に渡って多くの実績を残してきています。その分野は医学から植物生理学、放射線影響、結晶成長、基礎物理、流体物理などに留まらず
SpaceX、衛星インターネット サービスのベータテスト開始 - StarLink
日本では海にでも潜っていなければ携帯電話が圏外という状況はないと思いますが、米国をはじめ世界中では今も携帯電話の範囲外の地域が多く存在します。地球規模で通信サービスを提供することを Amazon、SpaceX、OneWeb などが目指しており、すでに 1,000基を超える小型通信衛星が地球の上空 550kmの軌道上に打ち上げられています。現在順調に小型通信衛星の打ち上げを進めている SpaceX
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