楽することにこだわると上手くいかない
「面倒なことはしたくない」「手っ取り早く結果を出したい」「一発逆転を狙いたい」
仕事を進めるときに、いかに労力を費やさずに最短ルートで成果を出せるかということに意識が向き過ぎると、逆に成果が出しにくくなります。
限られた人的資源をいかに分配するかは大事ですが、これを一番優先度が高い価値基準にしてしまうと上手くいきません。
意識しているのにその通りの結果にならないなんて、実に不思議なことです。
今日は、なぜ「楽をしようとすると上手くいかない」のかについて記事にしました。
脳科学の話
人が行動する動機には、問題を回避しようとする問題回避型と目的を達成しようとする目的達成型があります。
問題回避型とは、「将来苦労したくないから仕事を頑張ろう」「貧乏にならないように沢山勉強しよう」というもので、「実現したくない未来を避けるために行動をする」という動機です。
不安や怖れを回避する動機とも言えます。
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