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ボールに触れる機会、どのくらいありますか?

こんにちは、守屋です。

自身でフットサルコミュニティを運営していますが、初心者から経験者まで楽しくボールを蹴っています。初心者のレベルは「ボールを蹴るのが初めて」というレベルです。

それでも昨年から参加されている方は、参加頻度が多くなることで体力向上し、足の裏でボールを止めること(意識から無意識)ができるようになったと目で見てもわかるレベルになりました。

フットサルはピッチ上に10人(5対5)で、サッカーよりもコートが狭く時間も短いですが、ボールに触れる機会が多くなります。

球技スポーツにおいて「ボールに触れること」は重要です。いま、ジュニア年代では8人制サッカーとなっていますが、それでも試合を観ているとボールに触れる回数は子どもによって異なることが分かります。

そんな中、ドイツでは新たな取り組みを行っています。

ホッケーの監督として活躍し、現在はバルセロナで活動しているホルスト・バイン氏が提唱していた“フニーニョ(Funino)”の導入が目を引く。
 フニーニョとは、縦25、30メートル、横20、25メートルのフィールドで行い、攻撃方向にそれぞれ2つずつ、計4つのゴールを設置して3対3を行う、というものだ。これまでは、ブンデスリーガのクラブやジュニア年代の育成に強い関心を寄せる指導者やクラブが、現場レベルでトレーニングやミニトーナメントなどで導入していた。
今回のドイツサッカー連盟のコンセプトは、この“フニーニョ”を10歳未満以下のカテゴリーの公式(ミニ)トーナメントとすることで、子供たちがレベルに合わせて優劣に関係なくサッカーを楽しめるようにすることを主眼に置いている。
フニーニョがもたらすものは、“楽しさ”だけではない。この決定を受けて、ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督は、そのトレーニング効果も解説し、好意的なコメントを寄せている。
「より個人技に優れた選手の育成を目的とする必要がある。コンセプトに則った(人工的な)選手を減らし、不敵で大胆なストリートサッカーを楽しむ子供たちような選手を増やすんだ。そのためには、ミニゴールを使った3対3の代わりになるものはない。
よりボールコンタクトが増え、1対1やシュートの局面が増えるからね。まだ身体的に劣る子供たちにも、より頻繁にボールが回るようになる。これは、我々ホッフェンハイムのアカデミーでも最も重要なキーファクターだ。(自分たちのクラブだけではなく)一般的に、このやり方が踏襲されていけば良いね」(ナーゲルスマン)
子供たちに喜びを。ドイツ連盟の新たな試み「フニーニョ」(前編)


新たな試みが成功するか失敗に終わるかはスタートしたばかりなので分かりません。しかし挑戦することで生まれるデータが財産になることを考えれば失敗ではないことが分かるはずです。

子どもも大人もボールに触れることで楽しさを感じ、自分が主役になれる瞬間を作り出すことができます。

フットサルコミュニティを運営する中で、ときに人数が多くなってしまい(本来は5対5)、6対6でゲームをすることがあります。

それは参加してくださった人がピッチの外にいるより、ピッチの中でボールに触れる機会を作ることが目的であり、ボールに触れることが楽しいと感じて欲しいという趣旨のローカルルールを採用しています。

個人技を高めること、1人でもできることですが、サッカーやフットサルはチームスポーツです。これからの日本サッカーを担う子どもたちには、結果を求めることも重要ではあるものの「サッカーが楽しい」と大人になっても思い続ける環境を作って欲しいと願うばかりです。

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