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サッカーの様々な仕組みを徹底分析【part3】

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#サッカー

学生に伝えたい。サッカーにおける、準備に費やす時間を考える

学生に伝えたい。サッカーにおける、準備に費やす時間を考える

おはようございます、守屋です。

だから僕は、この時間をポジティブに捉えようと思っている。
今までできなかったインプットの時間を増やそうと、家族との時間、政治や経済の勉強、語学そして基礎を中心としたトレーニングの時間に充てている。

誰もが同じ状況に置かれてる今、見据えているのは必ず終わりが来た日、コロナウイルスとの戦いが明けたあとのことだ。
この時間で新しいエンジンを備え、ガソリンを入れ直し、タ

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今後、起こりうる町のサッカー少年の出場機会問題

今後、起こりうる町のサッカー少年の出場機会問題

こんにちは、守屋です。

子どもたちが試合に出ることに資格などいらない。そうではなく、試合に出るというのは、所属している選手みんなにある権利だ。そして子どもたちの成長には十分な出場機会が必要というのは、育成における考え方の何よりのスタート地点だ。

全員出場は理想ではなく最低条件 育成年代の「出場機会」問題

ドイツで15年以上指導している中野吉之伴さんが書かれたコラムのテーマ「育成・新スタンダー

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もしも自分が、あなたの立場だったら

もしも自分が、あなたの立場だったら

シーズンがまもなく始まるJリーグ。こんな記事が目に留まりました。

その前にこの映像をご覧ください。

両チームのサポーターはもちろん、選手にとっても忘れることのできない「世紀の大誤審」と揶揄する人もいるかも知れません。完全にボールがゴールに入っていたにも関わらず、判定はノーゴール。プレーは続行されました。

主審を務めたのは山本雄大レフェリー。

試合中も抗議は受けました。試合が止まっている間に

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子どもに対する親や指導者の教え方が変わるのか

子どもに対する親や指導者の教え方が変わるのか

こんにちは、守屋です。

児童虐待防止に向けて、政府は19日、今国会に提出する児童福祉法と児童虐待防止法の改正案を閣議決定するとともに、抜本的強化策を決めた。親権者による「体罰の禁止」を法律に明記したことや、児童相談所(児相)を強化することが柱。改正法案は今国会で成立させ、一部を除き来年4月の施行を目指す。
「体罰の禁止」虐待防止法改正、閣議決定

今朝のテレビでも一部取り上げられていましたが、子

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既存と新規のバランス

既存と新規のバランス

こんにちは守屋です。

時代と共に古くなっていくものもあれば、新しく誕生するものがある。それこそ時代の流れかも知れません。

テレビは暮らしには欠かせないものだったのが、現代ではスマホの普及によって家にテレビを置いていない人も多いはずです。

また電話が当たり前だった時代から「相手の時間を搾取しない」という考えも広まり、メールやチャットツールが浸透しています。

過去を振り返れば、いま既存のもので

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あなたのこと「見ているよ」と安心させる言葉

あなたのこと「見ているよ」と安心させる言葉

こんにちは、守屋です。

「あの人は私のこと(頑張っている姿勢や陰で気遣いをしていることなど)、全く分かっていない」

そんな風に指導者に対して選手が、上司に対して社員が思うことは多々あります。人間関係が築けていないとき、可視化されない行動を評価することは非常に難しいです。

結果がすべてでは無いですが数字や可視化されない限り、どんなに頑張っていたとしても意味がないもの。というように評価しなければ

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幼少期に感じ、今も残るのは「苦楽」どちらなのか

幼少期に感じ、今も残るのは「苦楽」どちらなのか

こんにちは守屋です。

フットサルコミュニティを運営しており、以前交流会をしたところ、ある40代の参加者からこんな話を聞きました。

「子供の頃サッカーをやっていました。大人になってもやりたいと思い、30代でブランクはあるもののフットサルチームに入りましたが、大柄で太っているもので、正直思いっきり走ることはできません。

まわりの雰囲気もどこか”参加すると迷惑”という無言の圧を感じました。それから

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小さく始めて、大きく育てる重要性

小さく始めて、大きく育てる重要性

こんにちは、守屋です。

大資本を元手にローンチを成功させ、爆発的な知名度と人気を保つサービスが世の中には沢山あります。

ですが大多数の企業、個人にとっては資本も知名度も無いことの方が多いです。そんな個人が何をすべきかと言えば、やはり地道な積み重ねしかありません。

人によって「地道な期間」は違うかも知れませんが、小さく始めて育てていくほど、根っこは太く強くなっていきます。

逆に急加速で咲いて

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とっさの行動で分かる優先順位

とっさの行動で分かる優先順位

こんにちは、守屋です。

ウクライナのプレミア・リーグ戦で、ディナモ・キエフのオレグ・グセフ選手が、対戦相手ドニプロ・ドニプロペトロウシクのゴールキーパーと衝突した。意図的ではなかったが、グセフ選手は強い衝撃を受けて倒れた。

その時、対戦相手のミッドフィールダー ヤバ・カンカバ選手は、ボールを追わなかった。彼は、意識を失ったグセフ選手のところに真っ先に駆け寄り、グセフ選手の体をひっくり返すや否や

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分かち合うのは勝ち方の一つ

分かち合うのは勝ち方の一つ

こんにちは、守屋です。

スポーツ選手の多くは、勝利した瞬間にまわりのサポートがあったこと、チームメイトへの感謝を言葉にします。それは自分一人では勝利を手にすることが出来なかった。それを誰よりも実感しているのが本人だからです。

チームスポーツであるサッカーでは、得点しゴールを決めた選手がフォーカスされることが多いです。その選手でさえ一人では得点することができない事実があります。

料理を作ってく

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最初に決めたことから、ブレて良いこと悪いこと

最初に決めたことから、ブレて良いこと悪いこと

こんにちは守屋です。

あるサッカー選手は、現役を続けながらあることを考えていました。

「俺の地元にはサッカーを楽しむ環境が整っていない。そのためにもサッカーが楽しめると思うサッカークラブを作り、最終的には下部組織も含めてサッカーが地域に根付くようにしたい。」

覚悟を決めたサッカー選手は26歳という若さで引退し、自分でチームを作ることを決意しました。

資金繰りや地域リーグ、紆余曲折ありながら

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ムリを重ねると、不利になる

ムリを重ねると、不利になる

こんにちは、守屋です。

愛するサッカークラブのためなら、全国どこへでも応援に行く。そんなサポーターも多く存在します。

10代や20代の熱狂的サポーターなら、夜行バスでスタジアムに到着し、応援した後に夜行バスで帰る。翌日の朝に到着してそのまま仕事に行く。ということも可能かも知れません。

しかし年齢が上がっても、同じ行動を繰り返していれば身体に支障をきたし、翌日どころか1か月間、応援(ここでは全

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人と同じ行動をすれば、同じ結果を得れるか

人と同じ行動をすれば、同じ結果を得れるか

こんにちは、守屋です。

連休中も含め、多くの地域でプロサッカー選手を招いてサッカー教室などが開かれたと思います。憧れのプロサッカー選手。そんな選手に直接質問ができる機会は滅多にありません。

ある子どもはこんな質問をしました。

「なかなか得点を決めることができません。どうすれば沢山ゴールを決めることができますか?」

あるプロサッカー選手はこんな風に答えました。

「プロになればゴールを決める

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無いモノねだり症候群に陥ってしまったら

無いモノねだり症候群に陥ってしまったら

こんにちは守屋です。

欲求というのはキリが無く、ある人にとっては永遠と出現する魔物であったりします。

あれも欲しい、これも欲しい。

購入した商品の新シリーズが発表されれば、すぐに購入してしまう。そんな人も中にはいるかも知れません。

サッカークラブの中には潤沢な資金があることを理由に、世界中で「結果を残している・活躍している選手」を獲得することに成功しました。単純に考えれば、結果を残している

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