不幸なドラマを降りる

月１回
定例のグループセッションを開催しました。

自分を深く理解したい人や
人間関係、仕事、人生を
よりよくしたい人たちが
毎回7、8人参加しています。

親切で、心のやさしい人が多いです。

☆

今回テーマは「ごめんなさい」

・過去、誰かに傷つけられた
または
・誰かを傷つけた経験について

ワークやディスカッションを行い
参加者の体験を通して
被害者意識 / 加害者意識を超えた
深い気づきや、癒しが起こっていました。

グループセッション中、
１曲の歌をシェアしました。
あるドラマの主題歌です。

ドラマチックな曲調に
切ない情感のこもった歌詞、
過去の後悔に
「ごめんね」を乗せた歌です。

曲を紹介した理由は
『誰かを傷つけた』
『誰かに傷つけられた』
一つの場面をシェアするため。

それと
もう一つの目的がありました。

歌詞に登場する人たちが
悲しく、苦しみ、辛そうだ、という
「客観的な視点」のシェアです。


☆

わたしはドラマや映画が好きで
今期のドラマもたくさん観ています。

「虎に翼」
「アンメット」
「季節のない街」
「ブルーモーメント」
「アンチ・ヒーロー」etc

登場人物は
家族を理不尽な形で失ったり
誰かに不当に傷つけられ
人生が崩壊したり
誰かを傷つけた後悔に苛まれたり
事故で記憶をなくしたり
「ドラマチック」な展開も多いです。

ドラマは好きでも
ドラマの世界を
自分も体験したいとは思いません。

もっと言うなら
「不幸なドラマ」を
生きたいと思いません。

主人公に何も起こらない平和は
視聴者の関心を引かないので
制作側は
主人公の境遇を
「ドラマチック」に仕立てがちです。

事件、事故、病気、災害
不幸な生い立ち、戦争
誤解、すれ違い、対立 etc

視聴者を引きつける
さまざまな火の粉を
ドラマの主人公に降らせ
身を焦がす展開を繰り広げます。

観ている側が
目が離せない展開は
「主人公」にとっては
たまったものではありません。


☆


わたしがドラマや映画を
観るのが好きな理由は
「人」に関心があるからです。

さまざまな物語を通して
擬似体験し
「人を理解したい」
「自分を理解したい」
という欲求があります。

人を理解したい気持ちが
その後、今の仕事になりました。

☆

実は、
数年前にわたしは
「不幸なドラマを降りる」
と決めました。

ドラマの視聴者でありながら
わたし自身が
「ドラマを生きている」と
気づいたからです。


たとえば
大切な人を自分から遠ざけたり
理不尽な暴力に見舞われたり
人間関係を崩壊させたり
苦しい立場で孤立したり
金銭的に困窮したり

不幸なドラマを
好んで生きたい人は
どれくらいいるでしょうか。

わたしは望まない。

そう気づき、
自作自演の
「不幸なドラマ」から
降りることにしました。


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わたしたちは
自分の人生の
シナリオライター（脚本家）である
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という考えを知ったのも同じ頃です。

あれもこれもそれも
自ら仕掛けた
壮大な自作自演だった。
気づいたときは
嫌悪感がありました。

（わたしは不幸でないと困る。）

潜在的な歪んだ望みを
認めたくなかったのです。

わたし自身が
不幸なドラマに
はまっていた一人でした。

そこから
認めたくない自分を認め
不幸なドラマを降りて
シナリオを書き換えると決めました。

今は、幸せなシナリオを
描いて生きようとしている
真っ只中です。

今もときどき
不幸な自作自演を
するときがあります。
できるだけ早く気づいて、
抜け出すよう意識しています。


☆

クライアントさんに伝えるのは
「不幸なドラマを降りよう」
という提案です。

誰かに大切にされない
苦しくてたまらない
誰かを傷つけて申し訳ない
傷つけられて辛い
自分自身が嫌い

その「ドラマ」の
脚本家も演者も自分で
自作自演から脱出できるということ。

観る者ではなく
「生きる主人公」として
どんなシナリオを書きたいだろうか。

あなたの深いところに訊いてみます。

もし今、望まない現状があるのなら
あなたの手で脚本を
書き換えることができます。

7月のグループセッションも
「シナリオの書き換え」について
お話します。

心が優しい人、
親切心から誰かを助けて
つい自分の幸せを後回しにしがちな人
自分の人生を生きていない感じがする人の
思考を変えるヒントになるセッションです。

参加希望の方は
「参加します」と返信ください。

詳しいご案内をお知らせしますね。

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7月の東京グループセッション

こんな人へおすすめです

・リラックスが下手
・行動を止めると不安だ
・休むことに罪悪感をおぼえる
・役に立たない自分を無価値だと思う
・不自由な思考を手放し自由になりたい
・誰かの役に立ちたい
・貢献欲求が強いほうだ

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2024年 7月 12日(金)

＜ 東京グループセッション ＞

■ 時間　14:00 〜 16:30（2時間半）
■ 場所　東京都江東区豊洲
■ 定員　6名
■ 参加費　5000円
（飲み物代込み）

お申込みの方へ場所をお知らせします

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しんがき佐世　公式サイト
https://officesayou.com/member/

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