コミュニティの夜明け
＃2019年を振り返って
年末、北海道から沖縄まで全国各地のオーガナイザー・運営スタッフの方々のもとを訪ねてきました。今回の3年半にわたる旅の締めくくりに、どうしてもお会いしておきたかったからです。
「そのためだけに（わざわざ）いらっしゃるのですか？」
そう言われました。そう、そのためだけに行きました。昨今、オンライン会議も毎日のように行います。カタチにこだわらなくても、良いとも思います。でも、自分の「直感」がそうはさせませんでした。この旅の全てはコミュニティとともにあり、今の自分を形づくり、そして未来ともつながっています。そこでこの2019年最後のnoteでは、印象に残った３つのトピックを残すことにしました。
１．4月末〜5月初旬（ゴールデンウィーク）：Cloud Native JP 全国ツアー
２．12月9日：CMC_Meetup Beginners（コミュニティマーケティング初心者編）
３．12月末：全国コミュニティオーガナイザー・運営スタッフ訪問
１．4月末〜5月初旬（ゴールデンウィーク）：Cloud Native JP 全国ツアー
開催地：12ヶ所（札幌、仙台、金沢、富山、新潟、京都、岡山、松山、福岡、熊本、宮崎、沖縄）
参加数：200人（参加率：84.6%）
平成から令和への改元の年、ゴールデンウィークは非常に長いものになりました。日本全国で合計200人もの方々が連休中にもかかわらずMeetupに参加してくれたことに感動しました。Meetup終了後に参加された方々がいつまでも名残惜しそうに会場に留まり、後ろ髪を引かれる思いで各地を後にしたことが思い出されます。５月の各地は、新緑の素晴らしい景色でした。都会育ちの自分にとっては、各地で出逢う美しい自然に畏敬の念を抱きました。そして全国でのコミュニティの盛り上がりをこの目で見て、日本でコミュニティ活動がより活発になる「夜明け」は間近だと感じました。
２．CMC_Meetup Beginners：コミュニティマーケティング初心者編
12月9日にCMC（コミュニティ・マーケティング・コミュニティ）Meetup初心者編を初開催しました。かねてから、コミュニティマーケティングの父・小島英揮 @hide69oz さんの著書（「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング」）を読まれた方から「コミュニティをこれから始める・始めたばかりの人向けのCMC_Meetupをやってほしい」との声があがっていました。80人ほどの方々が一体となり、最後の懇親会まで非常に盛り上がりました。懇親会でお声がけ頂いた方に「コミュニティづくりを一緒にやりましょう！」と提案したところ、すぐに会社内で調整して頂き、コミュニティ立ち上げに向けた初回ミーティングを年明けに実施することになりました。今回参加した方が、いつか実践側にまわり、アウトプットし、そしてまた新たな参加者がいずれ実践者になっていく。コミュニティマーケティングのフレームワークが、そうやって「世代」を超え受け継がれていく「夜明け」を感じたアツいMeetupでした！
Togetter: CMC_Meetup Beginners Vol.1 ツイートまとめ (2019/12/9)
３．12月末：全国コミュニティオーガナイザー・運営スタッフ訪問
過去に開催回数の多かった場所を中心に、北海道から沖縄までオーガナイザーや運営スタッフの方々にお会いしにいきました。
各地ではコミュニティ談義に話が弾み、来年の展望も開けた貴重な時間の連続でした。「わざわざ来ていただかなくても...」という方も、やはりその場の密度や格段に多い情報量に「やはり会えてよかった！」となりました。いちばん感動的なしめくくりは、最後の訪問地・沖縄でのこと。
沖縄のコワーキングスペース「おきなわダイアログ」のダイアログ長老（OkinawaDialog）こと 水澤 陽介 @okinawadialog さんが、レッドブルとユンケルを用意してくれていたのです！
北海道から全国を巡り、最終の地でそっと差し出された２本のドリンク。そして添えられた、彼の優しいことば。
「きっと（全国を駆け巡って）疲れているでしょうから」
このことばで、３年半の旅は締めくくられました。この日はトンボ返りで、約５０分間の面会。沖縄の地にいたのは過去最短の２時間でした。それでも、とても充実した時間が過ごせたのは大切な「仲間」のおかげです。
いつも別れ際には、願いを込めてこう言うことにしています。
「また、すぐ来ます！」
今回、訪問できなかった地もあります。その方々には、次のステップでお会いしに行きます。ただいま2019年最後の日、午後6時すぎ。あたりはもう真っ暗です。2020年の夜明けは、コミュニティとともに。
May the community be with you.
コミュニティとともにあらんことを。
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