新藤洋介(@shindoy) #コミュニティデザイナー

コミュニティの育成・活性化を支援します

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  • #トキ体験 を創る

    「モノ」→「コト」→「トキ」消費へ 行動価値の変化と「その時その場でしか味わえない盛り上がりを楽しむ」トキ体験の創出について考察していきます。

記事一覧

インドアお花見 〜新年度にCSで集まろう!〜 参加レポート

2024年4月6日(土)インドアお花見 〜新年度にCSで集まろう!〜【主催:CS KOMMONS(株式会社KOMMONS)・協賛:MagicSuccess(株式会社UPDATA)】の参加レポートです。 開…

「出来上がってる感」のバリア

「出来上がってる感」があって、一歩を踏み出せない ある人から実際に聞いた言葉です。会話のコンテキスト(文脈)を補足すると、以下になります。あるコミュニティイベン…

コミュニティの社会貢献

「コミュニティは儲かるのか?」 この言葉を聞くたび自分の至らなさに失望し、同時に「だからこれをやるんだ」と奮い立たされます。以下は、過去の実際のメール文章です。…

実例:コミュニティで「人が傷つく」とき

以前のアウトプット「コミュニティで『人が動く』とき」について、SNS上や直接の会話を通じて反響がありました。 このアウトプットでは、自身がコミュニティ運営を手掛け…

ニッチなテーマの仮説検証を行う方法

先日、コミュニティイベント不参加の人に焦点を当てた考察:「行けなかった人」の理由をアウトプットしたところ、お悩みが寄せられました。 この「お悩み」を自分なりに解…

考察:「行けなかった人」の理由

あなたは(そのイベントに) 「行けなかった」のではなく 「行かなかった」のです イベント主催者として、過去にそう思っていた時期がありました。そして公言もしていまし…

「コミュニティ」の認知度

「コミュニティ」? 初めて聞きました。 コミュニティイベントで日本全国を巡っているなか、参加者の方から実際に聞いた言葉です。また、コミュニティやカスタマーサクセ…

実例:社内コミュニティ 2つの視点✕5W1H

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」…

実例:コミュニティの種類

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」…

実例:「招かれざる客」の回避法

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」…

マクドナルドとコミュニティ

「〇〇とコミュニティ」というタイトルで、既存の概念や存在をコミュニティと紐づけて考察しています。今回は、通称「マック」又は「マクド」と呼ばれ親しまれている「マク…

実例:コミュニティの定量化

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」…

「さわやか」とコミュニティ

「〇〇とコミュニティ」というタイトルで、既存の概念や存在をコミュニティと紐づけて考察しています。今回は、通称「さわやか」と呼ばれ親しまれている「炭焼きレストラン…

実例:懇親会の体験価値を高める方法

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」…

「日本」というコミュニティ

コミュニティ活動で日本各地を旅してきた経験を経て、当時からなんとなく感じてきたことを改めて言語化してみようと思います。 過去のコミュニティ活動 大きな主語である…

実例:オンラインイベントによるコミュニティづくり

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」…

インドアお花見 〜新年度にCSで集まろう!〜 参加レポート

インドアお花見 〜新年度にCSで集まろう!〜 参加レポート

2024年4月6日(土)インドアお花見 〜新年度にCSで集まろう!〜【主催:CS KOMMONS(株式会社KOMMONS)・協賛:MagicSuccess(株式会社UPDATA)】の参加レポートです。

開場11:45の開場に合わせて、続々と参加者が集まってきました。今回の会場は2023年9月にオープンした「chill inn 新大久保【新大久保駅5分】」。新しい会場はとても明るく気持ちも高まりま

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「出来上がってる感」のバリア

「出来上がってる感」のバリア

「出来上がってる感」があって、一歩を踏み出せない

ある人から実際に聞いた言葉です。会話のコンテキスト(文脈)を補足すると、以下になります。あるコミュニティイベントに参加したいとは考えているが、

「主催者・運営者・登壇者陣が強すぎる」
「自分なんて入り込めないのではないか」
「初心者がマウントを取られそうで怖い」

などの理由で参加を躊躇してしまうということです。以前、コミュニティ参加者の多様性

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コミュニティの社会貢献

コミュニティの社会貢献

「コミュニティは儲かるのか?」

この言葉を聞くたび自分の至らなさに失望し、同時に「だからこれをやるんだ」と奮い立たされます。以下は、過去の実際のメール文章です。

その会社にとってのコンペリングイベント(差し迫った深刻な課題)をよく理解しないまま「力技」で営業してしまったのです。社長決裁で50万円✕6ヶ月間の予算を取ったと聞き安心していたら最終的には「株主」からの理解が得られなかった、とのこと。

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実例:コミュニティで「人が傷つく」とき

実例:コミュニティで「人が傷つく」とき

以前のアウトプット「コミュニティで『人が動く』とき」について、SNS上や直接の会話を通じて反響がありました。

このアウトプットでは、自身がコミュニティ運営を手掛けた際に受けた「批判」や「好ましく思われなかった行動」の例をもとに、誰かに何かをお願いする際の気構えについて「主催(宰)者の立場」で考えました。今回は、自身がコミュニティに参加した際に傷ついた例をもとに「参加者の立場」に立って主催(宰)者

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ニッチなテーマの仮説検証を行う方法

ニッチなテーマの仮説検証を行う方法

先日、コミュニティイベント不参加の人に焦点を当てた考察:「行けなかった人」の理由をアウトプットしたところ、お悩みが寄せられました。

この「お悩み」を自分なりに解釈すると、

イベントを「話題のテーマ」にすることで参加者の「行きたい」欲をかきたて集客に寄与、ひいては自社のビジネスに活かしたい。しかし、大人数は集まらないと予想されながらも、「ニーズは把握しているがニッチだと認識しているテーマ」のイベ

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考察:「行けなかった人」の理由

考察:「行けなかった人」の理由

あなたは(そのイベントに)
「行けなかった」のではなく
「行かなかった」のです

イベント主催者として、過去にそう思っていた時期がありました。そして公言もしていました。今から思えばとても偏った考え方をしていたなと振り返っています。発起する人間の性質として「ワンマン」であるがゆえの、物事を強力に進める情熱とパワー。その表裏一体となるのが自己中心的な考え方です。そんな思考性から離れて、「行けなかった人

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「コミュニティ」の認知度

「コミュニティ」の認知度

「コミュニティ」?
初めて聞きました。

コミュニティイベントで日本全国を巡っているなか、参加者の方から実際に聞いた言葉です。また、コミュニティやカスタマーサクセスを生業としているIT業界の身近な知人たちも口を揃えてこう言います。

「コミュニティ」の認知度が低い
「カスタマーサクセス」の認知度が低い

認知と理解がないので、相手(多くはプロダクト・サービスの利用顧客)の積極的な行動を起こすことが

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実例:社内コミュニティ 2つの視点✕5W1H

実例:社内コミュニティ 2つの視点✕5W1H

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」になれば幸いです。

今回はコミュニティの「社内コミュニティ」において立場の違いから生じる「2つの視点」で5W1Hに分解して考えてみます。社内コミュニティの立ち上げを予定している方や実際に運営する立場の方などの助けになれば幸いです。

「コ

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実例:コミュニティの種類

実例:コミュニティの種類

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」になれば幸いです。

今回はコミュニティの「種類」について考えてみます。コミュニティの立ち上げを予定している方や実際に運営する立場の方の助けになれば幸いです。

コミュニティの定義

今回の考察では「コミュニティ」を以下のように定義します。

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実例:「招かれざる客」の回避法

実例:「招かれざる客」の回避法

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」になれば幸いです。

今回はコミュニティイベントにおける「招かれざる客」を事前にどうやって回避するか考えてみます。イベントを運営・主宰する立場の方の助けになれば幸いです。

「コミュニティイベント」の前提条件まず最初に、文中で扱う「コミュニ

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マクドナルドとコミュニティ

マクドナルドとコミュニティ

「〇〇とコミュニティ」というタイトルで、既存の概念や存在をコミュニティと紐づけて考察しています。今回は、通称「マック」又は「マクド」と呼ばれ親しまれている「マクドナルド」がコミュニティであると感じたことからの考察です。

システム障害の発生

2024年3月15日の夕方、多くのメディアや個人のSNSなどでシステム障害の発生について報じられ(共有され)ました。

「頑張れ」の投稿

このニュースに対

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実例:コミュニティの定量化

実例:コミュニティの定量化

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」になれば幸いです。

今回はコミュニティ活動の「定量化」を考えてみます。コミュニティが「盛り上がっている」という表現はよく耳にしますがどうしても個人の主観によるハイコンテクストな表現になりがちです。ともすれば「課外活動」「趣味の世界」「(コ

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「さわやか」とコミュニティ

「さわやか」とコミュニティ

「〇〇とコミュニティ」というタイトルで、既存の概念や存在をコミュニティと紐づけて考察しています。今回は、通称「さわやか」と呼ばれ親しまれている「炭焼きレストランさわやか」がコミュニティであると感じた実体験からの考察です(以下「さわやか」と呼称します)。なお、最後の訪問は2023年4月末のため記載内容は現在と異なる場合がありますことを予めご了承ください。

創業者の訃報

2024年3月12日午前0

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実例:懇親会の体験価値を高める方法

実例:懇親会の体験価値を高める方法

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」になれば幸いです。今回はコミュニティ活動における「交流」を重視する観点から「懇親会の体験価値を高める方法」について、対面(オフライン)イベントの例を考えてみます。

(1) テーマの「トンガリ」

コミュニティイベントにおける懇親会は、ある

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「日本」というコミュニティ

「日本」というコミュニティ

コミュニティ活動で日本各地を旅してきた経験を経て、当時からなんとなく感じてきたことを改めて言語化してみようと思います。

過去のコミュニティ活動

大きな主語である「日本」を冠にするには、まず自身が日本全国をどれだけのレベルで知っているかを説明する必要があります。

きちんとしたコミュニティ活動の記録が残っている2018年には、6つのコミュニティ、イベント総実施回数63回、総登録人数2,188人、

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実例:オンラインイベントによるコミュニティづくり

実例:オンラインイベントによるコミュニティづくり

コミュニティの育成・活性化を支援している立場から、改めて過去の経験・知見を整理して今後に活かしたいと考えました。コミュニティのご相談を受ける際に、議論の「土台」になれば幸いです。最近は「オンラインイベントの集客に困っている」という相談が増えてきました。これはそもそもオンラインイベント=コミュニティ活動なのか?という問いにもつながります。そこで今回は「オンラインイベントによるコミュニティづくり」につ

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