悲しい星の下に生まれた男・川畑泰史さん

悲しい星の下に生まれた男・川畑泰史さん

吉本新喜劇座長・川畑泰史さん

ツッコミのスペシャリスト。

新喜劇の台本を作らせると右に出る者はいないと言われる存在。

しかし、そんな川畑さんにも悩みがある。


世の中に自分に似た人間が3人いる

そんな言葉を聞いた事はないだろうか?

いわゆるドッペルゲンガーというものである。

そんな自分にそっくりな人間なんてそうそういないんじゃないか?

そう思うのが当たり前なのに、


よしもと新喜劇内にはすでに川畑泰史さんに似てる人間が5人いてる。



①はじめさん



②烏川耕一さん



③清水啓之さん



④親泊泰秀さん



⑤野下敏規さん(写真真ん中)


ドッペルゲンガーが本当であれば全員即死しててもおかしくないくらい似てる面々ではあるが


特に川畑泰史さんと似てると言われているのが烏川耕一さんである。


そこで、似てるがゆえの悲劇を一つ紹介します

10年以上前、新喜劇の座長になりたてのある日

川畑さんが喫茶店でお茶をしていた。

すると1人の顔見知り程度の後輩がたまたまそのお店の2階席にいて、お会計をしようと一階に降りてきたのだ。


なので川畑さんは先輩としてそのお店の勘定を支払おうとした。

すると異常に高い値段。


なぜならその後輩は芸人仲間数十名とその2階席でお茶をしていたのである。


しかし新喜劇の座長たる男、今さら払わないなんて小さな男ではない。

もちろんその数十名の後輩達の会計を支払い、先に店を出た。

先輩芸人の鑑とも言える行動である。


しかし数日後、川畑さんが楽屋にいてたら烏川さんが不思議な出来事があったと話しをしだした。


「なんか急に見た事ない後輩がどんどん俺にご馳走さまでしたって頭下げにくるんですよ。」

その後輩達はみな揃って川畑さんを烏川さんと間違えていたのだ。

もちろんその後、その後輩たちが川畑さんのもとへお礼に来る事はなかったらしい。

なんて可哀想な男だろう。

先輩としてカッコいい事をしても全て烏川さんの手柄になってしまったのだ。


しかしそれも10年以上前の話。

今では楽屋での鉄板トークにもなっている。


そんな川畑さんのもとへ今日、烏川さんから一通のメールが届いた。


その内容とは

『兄さん、最近若手の女の子に手相見てもらいました?
その時お礼に「これでご飯でも食べ」って千円渡したでしょ?
今日僕のところに知らん女の子が来てお礼を言ってきましたわ。』

なんて可哀想な男だろう。

座長になり10年経った今でもやはり見分けがつかないらしい。

「手相見んと顔見てくれ!!」


彼の心からのツッコミが楽屋で寂しく響いていた。


この記事を読んだ皆さんが少しでも見分けがつきますように。
新喜劇楽屋から願いを込めて。

(左から、烏川耕一、川畑泰史、清水啓之、野下敏規)

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新喜劇の信濃岳夫による「しなちゃんノート」です。こちらでは新喜劇内で起きた事件やエピソード、日々の思った事やただのメモ、なんか書いただけのただの日記まで、何か色々と綴っていきたいと思います。お気楽にどうぞ。