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遅ればせながらの入社エントリ -大手からベンチャーへ-

5月にnoteへ入社してから早くも3ヶ月が経ちました。転職を意識しはじめた頃は、そもそも転職できるのだろうか、転職するとしたらどんな会社にいるのだろうか、とまったく予想もついていませんでしたが、行きたいと思う会社に出会えて、入社もできて、オンボーディングを経て無事に3ヶ月を過ごせたことが、まず一番に良かったなと思う今日この頃です。

遅ればせながら、なぜnoteに入ったのかという話と、いま思っていることを書いてみようと思います。

転職前提ではなかった転職活動

超多忙だった仕事が一段落した昨年の秋頃、この先のキャリアをふと立ち止まって考えたことが、転職を考え始めたきっかけでした。もうやめたい!なんていう気持ちはなかったものの、一方で今の仕事は本当にやりたいことなのだろうか、と少しもやもや。ちょうどそんなときに訪れたホテルのルーフトップで海を眺めながら「さてどうするかなぁ」と頭の中を整理しました。

(開放感抜群な場所の考え事はとても捗った)

いろいろと考えた末、ひとつの選択肢として「外の会社のことを見てみよう」ということが浮かびました。前職の会社にはサービスや職種がさまざまでジョブチェンジの制度もありましたが、必ずしも内向きだけではなくて外にどんな選択肢があるか見てみてもいいのではないか。また30歳手前のタイミングでもし大きなチャレンジをするなら今かもしれないと思い、情報収集から始めてみることに。

ただ、さすが大手らしく福利厚生は十分すぎるくらいだし、コロナをきっかけにフルリモートにもなったので、はたらきやすさを手離してまでは転職しない、自分が行きたいと強く思える会社に出会えたら、と贅沢にもそんな考えでした。

noteに決めたわけ

そんなこんなで自己分析や履歴書の準備など、ゆっくりするはずがPCにかじりつきの年末年始を過ごし(でもたっぷり時間をかけられてよかった)、一通りの転職サイトに登録したら怒涛のメールラッシュに早々と目が眩むなか、ご縁があった方に紹介いただいたのが、noteでした。
noteは知人が書いていたりバズっていた記事を読むくらいでしたが、紹介された時点で、”なんとなく合いそう”と思い、応募することに。(フィーリングというやつ?)

そしてありがたいことに選考へと進みます。
詳細は書けませんが、noteがカルチャーマッチを大切にしていることもあり、自分という人間を深く知ろうとしてもらえている、ということが面接を通してよく伝わってきました。そのことが嬉しかったのと、noteの人のnoteをとにかく読みまくり、プロダクトへの熱い想いやカルチャーを知って、きっとみんな素直な気持ちで働いているのだろうなぁということがリアルに伝わってきました。こうして私の心は動かされていくことに。


(以下のnoteは私が面接前に何度も読んだ記事です。多謝。)


いよいよ最終面接のとき。並行して何社か受けていたものの、もうこの時点で完全にnoteに惚れ込んでおり、「noteに受からなかったら転職はしない」という気持ちでした。
正直なところ手応えは・・・という感じでしたが、加藤さんの話を聞いて「noteの街がいつか完成した姿を見てみたい。そのつくられていく過程に自分も関わりたい」と思ったことが、のちに内定をいただき、入社を決意するひとつの理由となりました。

そのほかの決め手として、
・キャリアとして新しいチャレンジができること
・何かをつくることが幼い頃から好きだった自分と、noteの”創作”が結びついたこと
・はたらきやすさ(カルチャー、制度も)
いろいろありますがひっくるめると、転職活動の最初で思っていた「自分が行きたいと強く思える会社に出会えたら」が叶った、ということになりました。
また、前職の上司に転職と会社を報告したときも「ぽいね〜!」と言われて、前向きに送り出していただきました。自分も想いが強く、周りからも”らしい”と思われるような会社に出会えたことはいまでも嬉しいですし、幸せなことだなと感じています。

ここがすごいよnote

入社日は緊急事態宣言下だったため、自宅でなんとなく不思議な初日を迎えました。割とすぐにタイミングから実案件に関わらせてもらい、今はだんだんとnoteのことがわかってきました。

何千人規模の大手企業から来た身として驚いたことは、とにかくオープンでフラットであるということです。社長直々に「忖度禁止だからね」とも言われました。
入社日に社員全員が入っているSlackチャンネルに自己紹介を投稿するのですが、「そんな自分のことを知らない100人以上の人に送るなんて・・・」とドキドキしていると、すぐさま「WELCOME」やクラッカー、書いた趣味に関連するスタンプがたくさん押されてまず驚かされました(笑)。何よりこれがすごく嬉しい。

業務上でもこのカルチャーのメリットはとても大きいです。まず組織間の垣根や上下関係がフラットなので、わからないことやちょっとした相談も、新入社員だからといってめちゃくちゃ恐縮しながら話かける必要はなく(逆にそんな感じはやめてと言われそう笑)、最初から心理的な負担はさほど感じませんでした。
また、基本的に情報もオープンなので、アクセスしやすいというメリットもありつつ、別部署で考えている仕事の点と点が結ばれ、新たなシナジーが生まれる可能性があるなぁと感じます。まだ自分の仕事では起こっていませんが、最近芽が見えたことがあり、ちょっとワクワクしています。

noteでは、入社して間もない時期に、何人かの新入社員が集まる「MVV共有会」というものが開かれ、加藤さんからミッション・ビジョン・バリューのお話を聞き、それに関して質問できる会があります。その際に加藤さんへ「思っていた以上にオープンでフラットなことに驚いたのですが、そういうふうにしよう、ということがバリューに入っていない理由はありますか?」と聞いてみました。すると「当たり前と思っていたから入れていなかった。ありがとうございます。」と返ってきて、これはすごいことだなと感じました。きっと普通にできることではないのに、強く意識せずともそういうカルチャーが長く続いていること。自分としてもずっと大切にしたいことだと思いました。

▼noteのミッション・ビジョン・バリューはこちら


まだ3ヶ月、されど3ヶ月。

今まではただひたすら目の前のタスクをおおよそ決まっているレールに沿って進めていく、という風に仕事をすることが多かったですが、noteに来てからは、より自発的なアクションを意識することが増えました。また、0→1、1→10とベースから組み立てていくような仕事もあるので、頭や手の動かし方に変化があり、もがきながらも新鮮さを楽しめています。
たまに全然自慢できないメンタルの弱さを発揮して落ち込むこともありますが、あまり人と比べないように自分を励ましつつ、3ヶ月経ってわかることも増えてきたので、もう一歩深く考えてアウトプットをもっと出していきたいという気持ちも湧いてきています。
何かを形にしていく難しさを感じるなかではありますが、それをバネにして楽しくがんばっていけたらと思っています。

(とりあえず、もっと会社の人とリアルで会いたい!)

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