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きっかけ。Part2

今回の投稿は前回の続きで、
授業のことについて、を書こうと思います。

まだ読んでいない方は、
Part1を読んでから見ていただきたいです。

初授業、会って2日目の子供たちへの授業は
もちろんうまくいかず、
反省点だらけの授業になってしまいました。

見にきていただいた先生方からも
ご指導いただいたり、
中にはここが良かったよ
と褒めてくださる先生もいらっしゃいました。

見にきていただいた先生方への挨拶が終わると、
指導担当の先生から40分ほど、
一つの授業を通して
私の発言、生徒の指し方まで
細かくご指導をいただきました。

できないこと、課題だらけだな、、と
本当に落ち込んでいると、

まぁ、僕ならこうしたけどね。

と、先生のアイデアを聞かされました。

え?それなら私が質問した時に
少しでもヒントでもくれたら良かったのに、
なんで今更そんなこと言うんだろう、、。

不思議には思ったけれど、
その日は自分の出来なさに
落ち込む方が大きく、
気にする余裕もありませんでした。

4回目の授業。
1回目と同じ科目で授業をさせていただきました。

いろいろな先生方から
ご指導いただいたことを
取り入れた授業をし、
課題点はまだまだ多いものの、
1回目よりもスムーズな授業を
展開することが出来たと自分では感じました。
その後、見に来ていただいた先生からも、
前回より良くなったね!
と言っていただけました。

ところが。

校長先生にご指導をお願いしに行くと、
前回よりも良くなったのかもしれないけど、
それは決してあなたの力じゃないから
勘違いしないでね。
教育実習生の授業を聞いてくれるような
クラスづくりをしてる担任のおかげだから。

そうまとめられてしまいました。
予想もしない言葉の数々に、
はい。すみません。
と言うしかありませんでした。

その瞬間に、今まで耐えていたものが
音を立てて崩れていくような感じがしました。

この先きっとどんなにうまく授業ができても、
他人のおかげなんだ。
そう考えたら、悔しさというか、悲しさというか、
そういったものが、
自分の中に一気に流れ込みました。

決定的なきっかけになったのは、
この授業でした。

メンタルが弱いんじゃない?

と言われればそれまでだと思います。
自分でもそれは重々承知しています。

けど、自分が真剣に
児童と向き合おうとしていたとは
自信を持って言えます。

次の投稿では、
授業以外の場面を少しずつ
話していけたらと思います。