hhcネットワーク創業秘話③(終)

①②はこちらから・・・

それでは、最終話③スタートです!


Part1 23時

食事が終了して解散。
・・・実は、この段階で8割方承諾することを決めていました。
理由はいくつかありますが、一番はやっぱり・・・

②で記したとおり、目が本気だったことが大きかったです。

自宅に戻り、自室で一息つきながら色々考えを巡らせておりました。
先にも書きましたが、頭を張るということは責任が伴うもの
そのリスクをどこまで背負うことができるのか

無音の部屋で、一人考えを巡らせておりました。

Part2 深夜2時

気がついたら、携帯も触らず、3時間も経過しておりました。
この時点で、以下の条件を飲むのであれば承諾しよう・・・
と、腹をくくることができました。

その条件とは・・・

①自分で出した損害は、自分で補填する
 (双方補填を頼まない)
②大口案件は必ず二人で進める
 (1件20万円以上)
③見積もりや価格表は必ず二重チェックを必須とする

①に関しては、設立当初、私はカウンセリング事業を
吉田はPCサポート事業を・・・と、別々の業務を行っておりました。
そのため、自分の事業赤字は自分で補填することを条件としました。

②に関してですが、資金をそこまで持たずに創業することから、
リスクマネジメントの観点より、条件として付けました。

③に関しては、安すぎず高すぎず・・・という「適正価格」
を導き出すために、原価・利益・利益率を複数の目でチェックする
必要があると判断し、条件としました。

会社が少し大きくなった今も、これは守り続けています。

この素案を書いて、その日は眠ることにしました。

Part3 14時

この日はお互いに休みでしたので、私はお昼ごろまで寝ておりました。
起きてすぐに、吉田へ打ち合わせをしたいと連絡しました。
約束の時間は14時。Skypeを使ったビデオ通話で行うことに。

それまでの間に、身支度を整え、夜中に書いた素案を校正しておりました。
・・・酔っ払って書いたので、誤字脱字が多い多いw

14時になり、通話スタート。
開口一番、上記条件を提示しました。
すると・・・悩むことなく

OK!これで行こう!

・・・即答でした。

その後、創業日をいつにするかなど、細かな打ち合わせを行い、
2009年3月1日 hhcネットワークの旧社名である

heart to heart communication

が船出をしました。

あれから15年。倒産の危機は複数回ありましたが、
スタッフ総勢25名の大所帯になることができました。

我々は、これまでも・これからも・・・

「全てはお客様の笑顔のために」

日々精進してまいります。

2024年8月
hhcネットワーク
共同代表 桜木 心

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?