hhcネットワーク創業秘話②

①はこちらから

このページはすべて桜木が書いておりますよー^^
それでは ② スタートです!


2009年2月 運命の飲み会

Part1 飲み会前夜まで

普段から、私桜木とシャチョーこと吉田は、定期的に食事会をしておりました。
お互いに近況・・・というか、今の職場の愚痴を中心に、
数ヶ月に一度は会っておりました。

吉田からのあの日の誘いは、普段よりもトーンが下がっておりました。
当時からすでにカウンセリング業もやっていた私が気づかないわけもなく、
普段と違うことに少し心配になり、最短でスケジュールを押さえました。

Part2 飲み会当日

場所はいつものサイゼリヤ。安くて旨いので今でもよく使ってますw
その日、私は少しだけ残業になり、吉田が先に入っておりました。
店についた私は、少し神妙な面持ちでビールをちびちび呑んでる吉田に
気づきました。

座って開口一番、私はこう言いました。
「お疲れー。金なら貸さんぞ!
「アホか!だれが金欠桜木から借りようと思うか!!」

・・・この2行でおわかりであろう。
こんなバカバカしいやり取りをする2人が後に経営者になるとは思えない と。

私もビールを注文し、一言。
「酒が進む前に、話を聞こうか」

吉田は神妙な面持ちでこう言いました。
「俺、会社立ち上げるわ」

(以下、吉/桜を前に付けます)
桜「あっそー、がんばれー。」
吉「でさ・・・。」

吉「君に副社長をしてもらいたいねん」

桜「・・・・はい!?!?!?!?」
桜「とりあえず話を端折りすぎ」
桜「まずはなんで起業しようと思ったのか聞かせろ」

-①の同窓会話を聞く-

桜「なるほどな~。でも、なんで俺なん?」
吉「理由は2つある」
吉「一つはお前のカウンセリング技術をPCサポートでもっと活かしたい」
吉「もう一つは・・・」

吉「お前のカウンセリング技術を広めたいねん」

正直驚きました。
吉田がパソコン屋で働いていたときから、ちょびっとですが、
カウンセリング技術を伝えておりました。
お客様のニーズを短時間でスムーズに引き出すという技術に、
カウンセリング技術を応用してもらっていましたので、
最初の理由は共感しました。

二つ目の理由は、友人である私のことを本気で考えてくれている・・・と、
感動しました。

桜「話はわかった。でも、勿論やけど、即答はできんよ。一晩だけくれ」

会社の頭を張るということは、リスクも伴います。
話を聞いた時点で「おもろそうやん!」とは思いましたが・・・。

Part3 社名

吉「そりゃそうや。一晩やな、わかった」
桜「で、社名は決まってるん?」
吉「勿論!社名は・・・」

吉「【heart to heart communication】や!」

heart to heart communication project・・・通称hhcプロジェクト。
実は吉田、高校時代にいろいろなプロジェクトを立ち上げて動いていました。
その中で一番大きかったのがhhcプロジェクト。
校外の有識者や学生を交えて、ボランティア活動プロジェクトを行っていたのが、このhhcプロジェクトでした。
当時のプロジェクト名の由来について書かれた資料がありました。

「上辺だけのコミュニケーションじゃ、何も起きない!」
「我々の心と、お相手の心でしっかりとコミュニケーションをとってこそ」
「人は心から笑顔になれる」

桜「社名はええんちゃうか? あの頃を思い出すなぁ」
即答で、あの頃の思い出話にふけっておりました。

その後、食事をしながら様々なことを話してくれました。

・形態は、コストの観点から個人事業主とする
・スタートは吉田/桜木の2名で考えている
・事務所を吉田宅に設置し、コストを削減する
・初期費用を抑える代わりに、毎年確定申告が必要になる
・副業になるから、会社の就業規則の確認が必要

等々・・・。
終始、目は輝いておりましたが、夢を語っている目ではありませんでした
こんな短期間の間に、メリット・デメリット・リスクを考えていたとは
思ってもみませんでした。

自分を招聘することも、すごく悩んでいただろう・・・そう思いました。
(後日談:睡眠の質はかなり低下していたそうですw)

お酒を酌み交わしつつ、語り合うこと3時間
#あのときのサイゼリアの皆様、申し訳ございませんでした・・・

解散したあと、一人考えた話はまた次回!

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