PCの選び方について
はじめに
こんにちは。
昨日の記事では、大学生にとってPCが必要かどうかについて書きました。
では、今回はPCを買う場合に選ぶ基準について買いていきます。
PCについて
PCと言っても性能(スペック)はピンキリです。
家電量販店でもHDDやSSDの容量、メモリ、CPUなどたくさんの項目が書かれていてよくわからない方も多いのではないでしょうか。
PCのスペックについて説明する際、「机で人が作業する」という場面に例えられることがあります。
それぞれ、
CPUは人の脳
HDDやSSDは机の引き出し、
メモリは机の広さ
という風に例えられます。
以下のサイトにわかりやすくまとめられていますので参考にしていください。
https://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/zukai_pc/
ここからはそれぞれの項目についてもう少し詳しく説明していきたいと思います。
(長々と書いてしまったので、簡単に見たいという人は各項目の最後だけ読んでもらえば大丈夫です。)
CPUとは?
CPUとは、PCの制御や演算を行う部品です。
結構ややこしいので詳細は割愛しますが、ここが用途に大きく関わってきます。
家電量販店でよく見かけるのは、
Intel Core i3やIntel Core i5、Intel Core i7 というものです。
i3 や i5 や i7 のような数字は性能を表しています。
数字が大きくなるにつれて性能も価格も上がっていきます。
目安としては、
i3 ・・・メール、WordやExcel、パワーポイントのようなソフトを使うだけであれば十分
i5 ・・・動画編集や画像編集(Youtubeやデザイン系。ポスター作成など)、CADによる設計(建築系)、3Dアニメーションを動かすには必要
i7 ・・・i5よりも快適に操作したい、PCでゲームをしたいという場合におすすめ
という感じですね。
プログラミング等も i3~i5 で十分に行えます。
特に用途が定まっていなければ、i5がおすすめです。
ちなみに私もプログラミングや簡単な動画編集、CGやデザイン等を大学で勉強してきましたがi5のPCをずっと使っていました。
HDD/SSDとは?
HDDやSSDとは、USBメモリやSDカードのような記憶媒体です。
記憶媒体というのは、データを保存することができるものです。
わかりやすい例でいうと、iPhoneの64GBとか128GBとかいうものです。
iPhoneでも容量の大きいものを買うと、写真や動画、音楽やアプリなどをたくさん保存することができます。
HDDやSSDは、PCにおけるデータを保存できる容量ということです。
次にHDDとSSDの違いについて説明します。
HDDとはハードデイスクドライブの略称で、大容量のデータの保存に使われています。
PC以外ではテレビ番組を録画するHDDレコーダーなどがあります。
HDDは比較的安価であり、少し前までのPCはほとんどHDDがデータの保存場所として使用されていました。
一方、SSDとはソリッドステートドライブの略称で、HDDと同様にデータの保存に利用されています。
SSDは、HDDに比べて読み込みや書き込みの速度が非常に速いです。
例えば、PCからHDDやSSD、あるいはHDDやSSDからPCにデータを移動させたい場合にかかる時間が大きく異なるということです。
また、SSDはHDDに比べて、重量が軽く静かという特徴もあります。
HDDを使用してデータの読み書きする場合、内部でディスクを回す音が聞こえたりします。
重量が軽いこともあり、最近のノートPCでもSSD搭載のものが増えてきました。
しかし、SSD搭載のPCはHDD搭載のPCよりも高価です。
(他のスペックが同様の場合ですが。。。)
そのため、用途に応じてSSDとHDDを選ぶことがおすすめです。
個人的には、大学の授業のノートやレポートに使用するために軽くて持ち運びしやすいSSD搭載のPCを買うことがおすすめです。
予算に限りがあるが、SSDのPCにしたい。
でも保存容量も大きいのが欲しい。
という場合には、外付けのHDDやSSDを買うという手段もあります。
ものすごく簡単に言うと、
外付けのHDD/SSDは、USBメモリやSDカードの容量が大きいものです。
PCとUSBケーブルで接続することで、PCと外付けのHDDやSSDの間でデータをやりとりすることもできます。
(以下、Amazondで発売されているものの例)
PCにずっと保存しておく必要がないデータは外付けのHDDに保存しておくというような工夫をすることで、PC本体の容量を占めることがなくなります。
まとめると、
SSD搭載の持ち運びしやすいPC(容量は256GBくらいあると良し)
保存容量が足りないようなら、外付けのHDDやSSDを追加購入する
ことがおすすめです。
メモリとは?
メモリも、詳しい説明はややこしいので割愛します。
メモリの容量は、同時に作業するときの快適さに関わります。
パソコンを使う際、インターネットを開きながらレポートを書くというような場合があります。
そのような場合、WordやExcelと同時にインターネットを開くというように複数のソフトウェアを同時に動かしたりします。
メモリの容量が大きいと複数の処理を快適に行えるのですが、
小さい場合には単独で動かしていた時よりも処理が遅くなるといったことがあります。
とはいっても、最近のPCは高性能化が進んでいるため負荷のかかる処理以外は以外と快適に動かすことができます。
最近の一般的なPCのメモリは4GBや8GBのものが主流になっています。
文系の学生ならば4GBで十分なことがほとんどです。
しかし、理系の学生はCPUと同様に高い負荷がかかるソフトを使用する可能性があるので8GBほどあると良いです。
最近流行りの機械学習とかをするのであれば16GB等を必要とすることもありますが、ほとんどは8GBでOKです。
長く快適にPCを使いたいのであれば文系理系に関わらず、
8GBがおすすめです。
(ちなみに私もメモリが8GBのPCを使用しています。)
OSについて
一応、OSについても触れておきます。
iPhone と Android のような違いが PC にもあります。
代表的なものが Mac OS とWindows です。
これについても正直好みではありますが、よくわからないうちはWindowsにしておくことがおすすめです。
理由としては、多くの会社や学校ではWindowsが使われているからです。
iPhone専用のアプリやAndroid専用のアプリがあるように、Macでのみ動くソフトやWindowsでのみ動くソフトがあります。
そのため、自分が所属している学校で使用するようなOSに合わせることが重要です。
実際、私は Mac を使用していますが、Windowsでのみ動くソフトを使用しなければならない場合がありやや面倒です。
Mac には Mac の良さがありますが、こだわりがない人はWindowsにしておくのが無難かと思います。
メーカーについて
メーカーについては、好みだと思っています。
国内メーカーに比べると、海外メーカーのものはかなり安いものもありますが、最近の海外メーカーのPCはそこそこ良いです。
壊れやすいということも少ないかと思います。
個人的には、WindowsだとDellやHPのものが好みです。
(MACはAppleからしか出ていませんので...)
その他
その他、検討した方が良いことを書いておきます。
PCの重さ(何gか)、大きさ(何インチか)、充電がどれくらい持つか、です。
持ち運びをする場合、カバンに入ることや軽いこと、そして充電がどれくらい持つかについてはかなり重要です。
なので、購入の際にはこのようなことをしっかりと考慮しましょう。
個人的には、
13~14インチ程度(これより小さいと見辛いし、大きいと持ち運びしにくい)
1.5kg前後(より軽いのはOK)
充電は"最大10時間"以上
といったものが良いかと思います。
注意すべきなのは、充電は"最大"であり、実際はそれほど持たないことがほとんどなので想定する使用時間よりもかなり長いものを選びましょう。
また、重さは男性である私の基準でそこまで苦労せずに持ち運べる重さなので、女性や力に自信の無い方はより軽いものの方が良いかもしれません。
まとめ
まとめると、PCのスペックは様々あります。
自分の用途や予算に合ったPCを選ぶことが重要です。
一概には言えませんが、
Windows
CPU:Intel core i3~i5
SSD:128~256GB
メモリ:4~8GB
13~14インチ程度
1.5kg前後(より軽いのはOK)
充電は"最大10時間"以上
あたりのものを選ぶと十分に使用できるかと思います。
また、最近ではテレワークが一般的になってきています。
新型コロナウイルスの影響で、さらに導入が進むでしょう。
SkypeやZoomなどのようにオンラインで会議をすることもあります。
そのため、必要に応じてカメラ付きのPCを選ぶのも良いと思います。
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