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それでも、最後に相応しい日なんてないと想う。

写真展 『それでも、最後に相応しい日なんてないと想う。』

場所 PICTORICO Shop & Gallery
住所 東京都渋谷区神宮前4-14-5 Cabina表参道1F
会期 2019年5月29日~2019年6月2日迄
営業時間 11:00から19:00迄(日曜日のみ17:00まで)

HP https://www.pictorico.jp/press-release/detail/444/ 

四つの壁全てでそれぞれの写真幅を壁毎に統一しつつ、自然に歩幅が変わるよう、どんな体型の方でも靴2足分ほど変えました。例えば光についても、シングルライトとダブルライトを使い分け、一箇所は真下にライトを当てるなど、スピーカーの位置を一番重要な場所に起き入り口と置くとでは自然と聞く音量の差が出来る様、配置しました。写真の高さはA3ノビに対して縦位置が145cm横位置が144cmと微妙に変えてそれぞれの壁や壁毎に対比の展示として抑揚を緩くつけました。プリント一つ一つにもライティングをして、ライティングでプリントの調和を取りました。

1日目から4日目まで文字は写り込みに注意して、撮影OKの注意書きと一応の終わりにステートメントを貼りました。最終日だけそれらを外し言葉の傘から作品を自由にしました。

今回の展示は一輪の紫陽花の花を芽吹いてから23か月後の終わりまで、約19ヶ月?18ヶ月?撮影した最後の2ヶ月で芽吹き、咲き、朽ちる、辿る展示です。

紫陽花は2月下旬には芽吹き5月頭に花芽が、6月頭には咲き、9月下旬から秋口にかけて、本来なら手入れの為に剪定しますが、なぜかこの紫陽花は私と出会い、展示に至りました。

写真家としてではなく、撮影し始め、何度も何度も終わりを勝手に決め、撮る側の色気で、興味が薄れたとおまい辞め、それでもまた翌週には通い。展示を考え、撮り進め、結果的に最後に撮影した2018年2月4日から次に撮影場所に訪れる2018年2月9日までは、それまでになく焦りに焦り、不思議と焦燥感に襲われました。

私はこのころからフォトグラファーと名乗り写真を撮ることをはじめ、たとえば死後に未発表フィルムが6000本出てきたとか、そういう話題に憧れ、私も尊敬する写真家の様に些細なものでも命を通して作品づくりをしたいと。そして、特別でもなくその写真家が人生を通してごくありふれた日常の中で撮影したと。私は季節を通して撮る為にフィルムオマージュで週36枚(今は30枚)年間で50数本分撮影し、その全てはゆるい3枚の組写真です。シンプルな話、このスタイルや些細な命を捉える時、過剰に、またはよく分からなくならない為に、将来このフィルム(デジタルだが)を開いた時、特定のリズムと季節の移ろい、また一定のリズムで指標が出て来ること、そこにはっきりと変化が見れること。それを続け、この紫陽花に会いました。

ごめんなさい。 https://shinikegami.com/statementにある様に言葉を文章化することが苦手です。

私は命とは生と死では完全に分かつことの出来ないものと信じて、命を命として捉え、決定せず、撮影しました。(特にそれをこの紫陽花から学んだ。)

展示に向かう中で様々意見やアドバイスに触れて、最終日を迎えるまで最低限伝わるべきことが伝わるかどうかが不安でしたが、それなりに伝わった様で良かったです。

展示は五感を刺激して、時間を忘れてもらい、または時間感覚を早めて、非時系列に並べて、特定のリズム感と音楽のあや、光と観る方自身の好奇心や心の状態、普段の考え方、死生観や、その人自身の世界観(捉え方)で如何様にも見えるように、展示中にもこれからも答えはない様に作りました。

事実としてあるのは私がこの紫陽花を撮れなくなったという事だけです。

statementで、私は写真家である。とキング牧師の演説を引用する形で〆たのは、それは私の中の私自身への、それも言及せずお許しください。

元々がその予定、予定では枯れた紫陽花の花でしたが、私の人生で私自身の不義で11年近く連絡を取れない幼馴染が初日に私と彼の共通項であるブルーハーツの曲に合わせ赤い薔薇を一輪を手に来てくれました。

三日目以降、皆様から頂いた花を下げ、一番大切な場所に一輪の生花を展示しました。これもそもそもは枯れた紫陽花の花の予定でしたが。

既にホームページに去年の10月、各種SNSには11月に撮り、公開した中に。実はこの紫陽花の株は去年の劇的な台風で倒木被害に巻き込まれて倒木の下になりました。これはギャラリーを予約した1ヶ月後にあたり。私の考え方では私自身が行きすぎたこともあったのではと、この春口まで悶々と過ごしておりましたが、無事に根から芽生え、今はまた命のサイクルをはじめています。

DMにある通り、特定の場所ですし、皆さんはお分かりの方も居ますが、民家の近くなので言及は避けます。

私自身、これは命の展示だと書き、命を展示していると言葉で縛るつもりはなかったこと、それを全く面識のない何人かのギャラリーに作品を受け取りに来たおそらくプロの方に、軽く咎められた、意見を言われたことは、一重に私自身の準備の至らなさと、今までの道筋が、そう言わせてしまうだけのゆっくりとしたもので、これは作品に対して悪い事をしたと思っていますが、今私は一人の写真家として、彼らとは別の道を行く上で、彼らの行為に納得はしていない事もお伝えします。よしんば、だとしても一線はある。著名な写真家相手にそれでもあの言い方をするのかと。勿論、好き嫌いで、言葉が多い方がいいと言った意見は真摯に受け止めています。初日や二日目と私自身の緊張感が場を凍らせたことも自覚してますし、来る方来る方が場を徐々に展示作品と一輪の紫陽花に相応しい場に調えて行ってくれたことに感謝しております。

2019/06/04 午前中に作品が取り外されました。

私は写真家です。

今回の展示ではピクトリコ ショップ&ギャラリーのスタッフやマネージャーさんのご好意で、朝と夜と始まりと終わり前にそれぞれ1時間程度お時間をもらいギャラリーにいました。その関係で搬入も含めると38時間展示で50時間以上あの空間にいれ、味わった事は貴重な経験です。

最終日、閉店後一時間、ゆっくりと片付けつつも自分自身の時間を持て、頂き、安心感以外からくる感情を存分に味わい、薔薇の花と、一緒にあの空間を身体に染み付けました。

シンプルな話、私自身が何者であるか、台風や私の一方的な想い、展示に至ること、勿論自然の調和を目指した命を展示するに相応しい振る舞いをしたつもりですが、所詮はエゴです。

これも人間のエゴの一部かも知れませんが、其の足で撮影場所に向かい、近くのお地蔵様に一輪の薔薇をお供えして、本個展は終わりました。

さて、次です。

この展示は川内倫子さんのcuicuiに対する想いが、根幹にありますが、それについては今後も一部の友人以外は語りません。勿論、展示作品や表現としての展示空間とは別物です。

さて、次。次だ。次。

最後の一時間、私は展示会場で、私自身に俺はできる。俺はできる。俺はできる。と、ここからここからここから。だ。口に出して言い聞かせて。

それでも、最後に相応しい日なんて なんか ないと想う。に変わり。

命とは生と死では完全に分かれていない、方が色々なことへの救いや絶望すらも、受け止める膜みたいなが柔軟性も大きさも大きいかと思います。


のべ300人程度の方々と、共に作れた今回の機会に感謝します。

色々と書きましたが、私は写真家ですので、なによりも写真を撮る人ともそうでない人も、各々の心の内で楽しんで頂けたとしたらそれが一番大切なことです。






台風(展示作品ではなく)



thanks!!

#それでも最後に相応しい日なんてない想う

official Video

https://www.instagram.com/tv/ByKteSZAQb7/?igshid=1nosgbmcrcunf

end

https://www.instagram.com/tv/ByNJBSwAkak/?igshid=brniesztvq37

curtain call

https://www.instagram.com/tv/ByNjYqgA57H/?igshid=5fp70pf1dser

エンヤは大好きですが、BGMに決定した時の決め手はこの曲たち。

ネットメディアですが、期間中に取材を受けました。

記事

https://www.facebook.com/1894042090828819/posts/2422998234599866?s=100006766691425&sfns=mo

一ヶ月したらホームページにアーカイブ化されるそうです。

今後の予定は未定ですが、何年をかけてもまた展示に至る作品を作り展示し、私自身の手から手離し、楽しんでもらいたいと思っています。なるだけ早く、そしてそれは今回と違う趣向で同じだけ美しい作品として。ぜひ、その際は😌

日々の作品は https://shinikegami.com に公開しています。

写真集 あした 電子書籍版は無料ダウンロードです。ぜひ以下のリンクから

https://www.dropbox.com/s/epv7a7l2ngmcfu8/tomorrow-smartphone.pdf?dl=0

また送料込7600円で販売しています。印刷クオリティは素晴らしく美しいです。ぜひ。

お問い合わせは shin.ikegami@iCloud.com かホームページ contactより。

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【 個展 2020年4月8日〜4月12日 代官山 Space K 】【四人展 2020年6月5日〜6月9日 千歳烏山 ギャラリーフィルモ】【二人展 2021年2月】 URL: Official Photo gallery. https://shinikegami.com/art
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