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〈第3回〉 リアルタイム視聴者の皆さま

こんにちは、シン八田の友人の本間です。
改めまして、第3回をリアルタイムで視聴してくださった皆さま、ありがとうございました。

初回をPeatixから申し込んでくださった方々の最終的な人数は以下でした。
大人:63名
U35:42名
学生:99名
合計:204名

バナーは配信本番中の一時期の視聴者一覧です。
出たり入ったりもあったので、これが全員ではございません。

本番配信中に視聴者の方々からチャットでいただいたコメントは、他の視聴者の皆さまは閲覧できないようになっています。
「他の視聴者のコメントを見たい」という声を多数いただきましたので、改めて以下に掲載させていただきます。

視聴者の皆様におかれましては、ご自身のコメントのみ、削除や修正の希望を受け付けたいと思います。
ご希望のある方は、シン八田までご連絡ください。
shin.hattariya2020@gmail.com

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Fujiwara YGSA/AD 04:33 PM
農業が環境を破壊というのは本当にその通りだと思い聴いていました。考えてみればそもそも、熱帯のタイが原生地の「コメ」という環境劣勢種を温帯の日本に展開していくこと自体が、大きな環境改造なんだろうなと思いました。

内田友紀 Yuki Uchida 04:40 PM
冒頭、大学院の先生が鞍田さんにおっしゃられていた「お前は自分の問題を転嫁しているだけだ≒フィールドに逃げるな」という投げかけが印象的でした。フィールドにありつつ自ら立つということだと受け止めたのですが、それはどういうことなのか。今どうお考えですか?

Harumi Yanagisawa 04:40 PM
学生時代、鞍田先生の授業をとっていた柳沢春美と申します。一点質問です。セッション1の質問の解答のなかで、旅行するとき、そこで暮らす人々の日常に触れ、日常の差を感じたい、それを渇望している、という話がありましたが、それは一体どういうことなのでしょうか。違いの認識が改めて自分の日常を浮かび上がらせるといったことなのでしょうか。

Fujiwara YGSA/AD 04:44 PM
民藝とエコロジー(環境保全)が関わるというのも、すごく共感しました。先日、鳥取砂丘をリサーチにいったときに、農地化されていく鳥取砂丘を一人声をあげ保存したのが民藝運動の主導者の一人、吉田璋也だと知り驚きました。なぜ吉田が、砂丘を保存しなければならないと考えたのか。大変に興味深いことだと思っています。

Hikari Koyama 04:56 PM
質問ではないのですが、意味で聴くのではなく、体で聴く、そこにフィールドワークの本質があるのではないかということにとても共感をいたしました。現在、私は絵を描いて生きる人間ですが、人や自然、生活、環境を取り巻くもの、生きることで素直に「感じること」をとても大切にしています。現在私も、外で活動が制限される中、ライブ配信による「対話」が作品制作への入力になり得るか、という取り組みをしております。この度、お話を聞けてとても良かったです!ありがとうございました!

Sakiko Kawabe 04:58 PM
国立歴史民俗博物館の川邊咲子です。「民芸」という言葉も、人間の生活の中のモノやモノづくりのあり方を言語化するひとつの試みだと思いますが、鞍田さんはどのようなモノやモノづくり対し、これは民芸だ、と思われるのでしょう。その基準のようなものがあれば教えて頂きたいです。アフタートーク参加できないので残念です。

美生 藪田(川島) 04:59 PM
同世代です。神戸の震災の話しからとても引き込まれました。ありがとうございました。

どい・ひろし@さいたま 05:01 PM
世代そして読んでいる本が重なりつつも、なんでこれほど違う方向(遠く)に展開するのかと、己の来し方を振り返りつつ、うかがいました。ありがとうございました。

美生 藪田(川島) 05:02 PM
からむしのこえ、貸し出して頂けそうなので、観たいと思います。

Megumi Shibata 05:02 PM
フィールドワークとは少し違うかもしれませんが、美術史学を学ぶ中で、作品を見たり、作家の足跡を追うために時間を見つけよく地方に足を伸ばしていた中で、この社会情勢で「できない」ことを突きつけられ、どうしたものかと思っている現状で様々なお話を聞けて面白かったです。「できない」という状況で私が現在思うのは、「見ること、見ることができること」の尊さだったように思います。その中で「遠くを遠く」として捉え、距離があるからこそ見出せる何かを目下は考えていければと思いました。ありがとうございました。

冨永真之介 05:02 PM
柳宗悦が芸としての民藝であったのに対して、宮本常一が暮らしの道具としての民具を重視していたなど、両者の違いを分析している人がいますが、鞍田先生においては民藝と民具の違いを意識されていますか?

Isao Kitabayashi から すべてのパネリスト : (5:25 午後)
ムツシ、めっちゃいいですね。「入会地」のようなものかと思いましたが、所有や活用の権利など「現代の仕組み」ととの整合性って今はどうなっているんでしょう

kasano から すべてのパネリスト : (5:25 午後)
すげー面白い話ですね。スケールとサイクルが共存しているというか

本間 (5:28 午後)
北山の山でも、北山杉を伐採した後に「も焼き」と呼ぶ焼畑をして酸性土壌にアルカリ性を入れて中和させます。皆伐という全部伐採するのですが、土砂崩れしない範囲での細かい単位(班)に分けれていき、結果的にモザイク状の山の景観になっていくそうです。

usudamomoko 05:26 PM
ご自身の出発点から語っていただきとても面白いお話をありがとうございました。
コロナ状況下の日常がまさに「地」となりつつあると思いますが、阪神・淡路大震災のときに鞍田さんが感じられたように、災禍がつづいているいっぽう何事もなかったかのように元に戻っていくかのように感じられる面もあり、その落差に戸惑うところもあります。大学の授業も大きくあり方が変わるなど、人と人の関わりに重要だったはずの「場」がもてない状況があると思いますが、そのような日常、生活そのものを「地を地として」という視点から考えると、こういった状況はどのようにとらえられますでしょうか? セッションの中でも「遠さを遠さとして」などすでにお話いただいているかと思いますが、特にフィールドワークということに限らず身近な日常として感じられることがあればお伺いしたいです。(お時間に余裕があればで大丈夫です) 臼田桃子

どい・ひろし@さいたま から すべてのパネリスト : (5:31 午後)
間合い、それもまた距離とか遠さの問題ですね。


テシガワラ タイセイ 05:50 PM
今日のお話は非常に面白いなと感じました。特に、資源利用の文化は形に残っているのではないかという部分に共感を覚えています。
そこで質問が一つあります。最近空気感というものに興味をもつ一方で、自身の街の空気感、町の地にあたる物が塗りつぶされているように感じています。自分の街は横浜の都市部ですがもともと地元に合った漁村と路地が工業やマンションにより少しづつ置き換えられて、かろうじてかつての空気感を断片的に感じるような状態です。その中で育った人間として、その場所の地、ひいては自分自身の背景にあたる部分が欠けているように感じます。そのような人間が民芸のような地に触れるにあたって、どのような視点を持ってかかわるべきなのか、という事を聞いてみたいです。

本間  (5:43 午後)
http://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761527143/
↑アフタートーク登壇者の加藤幸枝さんの近著、学芸出版から出ておりますが名著です。


本間 (5:54 午後)
山中さんら東南アジア各国で活動する女性たちによるオンライン活動「ReASIA」、ぜひFacebookで検索してみてください。

本間  (6:07 午後)
稲賀繁美『接触造形論ー触れあう魂、紡がれる形』

kasano から すべてのパネリストおよび出席者 : (6:09 午後)
リチャード・セネットの「クラフツマン」とも関連しそうなテーマの書籍ですよ。接触造形論、読んでみます!

髙木里美 から すべてのパネリストおよび出席者 : (6:14 午後)
お話ありがとうございました!途中ですが退出させていただきます。鞍田さんの「自分の言葉で語りたい」「きれない服を着ているみたい」という言葉に、ちょうど今、春に修士論文としてまとめた研究を展示にしようと模索して自身がもやもやしている気持ちに言葉が与えられたように感じました。こういった機会を作ってくださった運営の皆さん、ありがとうございました。

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以上です。
皆さん活発なコメントをありがとうございました!

これらの質問で本番にお返事できなかったものについては、今後ゲストである鞍田さんや聞き手4者が補足の記事を掲載したいと思います。

また終了後に寄せられたコメントやフィードバックの中から、今後の議論に欠かせない主旨のものは抜粋して改めてこちらで投稿させていただき、note記事にて補足をさせていただきたいと思います。

第3回のアーカイブ配信はこちらから有料にてご覧いただけます。
https://note.com/shin_hattariya/n/nfb90213a2484

お見逃しの方は是非ともご視聴ください。


本間 智希



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