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33、オミクロン株ってデルタ株程度だったら別に怖くないんじゃん?

さて、名称が非常に特徴的な尾身茂会長――いやいや、オミクロン株が最近騒がれている。

※日テレNEWS24「ワクチン効果弱まる可能性も…新たな変異株」https://www.news24.jp/articles/2021/11/26/10981583.html

オミクロン株は南アフリカで感染が広がりつつあり、デルタ株よりも感染力が高い可能性があるとの事だが、現状南アフリカの感染者数は世界的にみても大した事はない。感染者が急増しているオーストリアやオランダには遠く及ばない。

「Our World in Date」における世界各国の100万人あたりの新規感染者数を示したグラフを見てみよう。

世界の感染状況(南アフリカ含む)

字が小さくて見えづらいが、右端の高い位置にあるのがオーストリアとオランダにおける100万人あたりの感染者数だ。南アフリカの感染者数なんてグラフの底の方を這っていて確認する事も難しい。

南アフリカとアフリカ感染者アップ

グラフの一部をクローズアップしてみても、何だかよく分からない。

南アフリカ推移

2020年11月あたりからの南アフリカにおける感染者数の推移はこんな感じ。

新しい変異株が確認されたといっても、今のところ南アフリカの感染者数はこの程度だ。

では、オミクロン株によって感染者数がオーストリアやオランダのように激増したら恐ろしいのかというと、果たしてそうなのだろうかと疑問に思う次第だ。

以下、世界各国の100万人あたりの死者数を見てみよう。

世界の死者数

またまた見えづらくて申し訳ないのだが、現在のオーストリアにおける100万人あたりの死者数に注目して欲しい。

現在、オーストリアでは未曽有の感染者急増を受けてロックダウンの真っ最中なのだが、国民の多くが死んでしまっているのかと言えば決してそうではない。2020年11月頃の方が格段に多く死んでいる。

オーストリア死者数推移

オーストリアは15日からワクチン未接種者の外出を制限し、22日からは3回目となるロックダウンを実施しているのだが、いくら感染力の強い株が現れようとも、毒性が弱まっていて大して人が死なない変異株ならば過剰に恐れる必要なんてない。――私はこの事を言いたいワケだ。

オーストリアは来年2月からワクチン接種を義務化するらしく、またフランスは既に「衛生パス」を導入しているのだが、これらの対応は過剰であり感染対策的になんの意味もない。

ワクチン2回接種率(南アフリカ含む)

これは世界各国のワクチンの2回接種率を示したグラフになるのだが、ワクチンをガンガン接種しようが、そんなもの関係なくコロナの感染者は増えたり減ったりするのだ(――ていうか、見てほしい。日本はいつの間にか2回のワクチン接種率が世界の中でもトップクラスではないですか!)。

日本でもデルタ株の感染者が激増したけれども、毒性が弱かった為に死者なんてほんの僅かだった。ワクチン打とうが緊急事態宣言を発令しようがマスクの着用を徹底しようが、そんなもの関係なく感染者は急増し、そして人流が減っていないにも関わらず勝手に減少したのです。

結局、コロナは集団免疫で抑え込むしかないのだ。――ていうか、感染力が強くなろうとも毒性が弱いのであれば、なおさら集団免疫によって抑え込むべきだろう。

過剰な感染対策を講じて経済や文化を破壊し、自殺者や子供への虐待を激烈に増やし、ワクチンの副反応によって多くの犠牲者を増やす必要なんて全くないのだ。

日本でもオミクロン株による感染者が発生するだろう。その時にマスコミの馬鹿野郎共がここぞとばかりに恐怖を煽るだろうが、その時は、国内でのデルタ株騒ぎを思い出してほしい。

「感染増 毒性弱けりゃ ノープロブレム」

――もし、オミクロン株による第六波が巻き起こったとしても、上記の合言葉でもって焦らず過剰にならずに生活していこう。

ちなみに、ロックダウンが開始されたオーストリア南部のグラーツでは、27日に大規模な反対デモが開催されている。参考までに。

https://twitter.com/mitsuemon666/status/1464611266132344835

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