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まずは場所を探す

私の場合、開業資金を貯められるほど会社勤めの時にお金を稼げずにいたのでまず開業するにあたってお金を借りる必要があった。
これまでの実績から何ヶ月くらいで売り上げが立てられるかの算段はそこまで難しくなかった。
私が苦労したのはどこで始めるのか。だった。

いくら借りるのか。を考える上でまず最初に必要なのが固定費なのである。
鍼灸院について、固定費の大部分が家賃だと思う。鍼やお灸などは基本的にお客様が来なければ減っていかない。
場所を決めたら、ベッド一台(これすらなければ布団でも出来る。)あればいい治療院は始められる。と同時にそこからお金は何もしてなくても減っていく。借りる場所を決めてサロンを持つというのは借りる場所の契約を始めた時からカウントダウンが始まっているなと私は思う。

名古屋での土地勘が全くない私はサロンの場所を決めるのが難しかった。
どの辺がいいのか?
家賃の相場、お客様のターゲット層はどこが通いやすいのか。

私は独立してサロンを持つ前に自宅治療院、レンタルサロンを借りていた事もある。それらを経験していたから自宅治療院、レンタルサロンのメリットデメリットも経験した。この辺の考察はまたどこか別の機会に書くかもしれない。でもこれだけで話が終わってしまうので、今回は割愛。
 もし、自分で治療院を開業するとしたら、自分の出来るところから始めたらいいと思う。場所を借りてやるのであれば場所の選定と同様に鍼灸院であれば、賃貸契約を結ぶ前にぜひ保健所に行ってみてほしい。

 借りる前にその物件で開業できるかがわかるから。また、私は内装を入れる予定だったので、その内装で保健所での登録ができるかの確認ができたことがよかった。

いくつかの物件を見て私のサロンの場所は
・立地が良いこと(駅からのアクセス、近隣にコインパーキングがあるか)
・階段でも上がれる低層階であること(エレベーターの点検中など階段を使う必要性があるから)
・換気できる
・SOHO可物件

鍼灸院は待合室が必要なので、部屋の間取りと換気、待合室面積などを考え、上記条件を満たす所を探している中、ようやく見つかった物件は1LDKの新築マンション2階だった。
物件さえ決まれば、契約に必要なお金、光熱費も大体計算できる。
鍼灸院は意外とシンプルに始められる。と思う。ただ、内装など手を入れるのであれば内装費も入れて検討した方いいかもしれません。

私がサロンづくりで用意したもの。サロンの内装と、看板、ショップカードとチラシ。内装のこだわりなどについてはまた今度。

どこから始めていいのか分からない。
そこから開業するための市の相談に行き、その後物件を決めた。物件が決まるとあっという間に融資を受けるための事業計画が出来上がってっていった。

どこでどんな形でやるのかがわかると自分のところに来てくれるお客様が見えて来るように思う。
どんな場所にしたいのか。まずはそれから始めるといいと思う。

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