住宅の基礎について

住宅の基礎について質問です。現在マイホームを新築中なのですが、基礎の高さが予定よりも100mm程度低い状態になっています。明らかに施工ミスだと思うのですが、どういう対処をしてもらうべきですか?
木造在来工法・33坪・2F建て・べた基礎です。1週間程前に耐圧コンを打ち、3日程前に立ち上がりのコンクリートを施工してもらいました。
しかし先日、基礎の高さが100mm程、低いことが判明しました。現在はアンカーボルトが立っている状態です。
単純に100mmコンクリートを嵩上げするのは、アンカーボルトもあるし、強度的にも問題はないのでしょうか?
どういった、対処・補修を求めるべきでしょうか?宜しくお願いします。

補足
土台天からが基礎になるのは知りませんでしたが、今回はコンクリートの高さです。先行して、すぐ横に同じハウスメーカーの家があり、コンクリートの高さはすぐ横の家と同じになると言われましたが、現状は質問の通りです。


施主の方がネット上に相談される以前に、業者側から対処について早急に説明・相談がなされるべきなので残念ですね。。

基礎の立ち上がりは「せん断」というチカラがかかるので、増し打ちは禁物です。
周囲に補強として別の立ち上がりを打設するとしても、建蔽率や柱位置に影響を与えるので、厳密に言えばやり直したほうが確実です。しかし地中に杭や地盤改良を施工していたら、せっかく耐圧盤と一体化しているので強度の問題も出てきます。

ちなみに10センチ低くなったことで、どのような弊害が出ますでしょうか。
床の高さは45センチ以上という基準も、ベタ基礎の場合はクリアされるので、もし可能であればこのまま施工を進め、保証を厚くしてもらうとか、費用を安くしてもらう方向の方が建物的には安全だと思います。

とはいえ建物の位置やレベルは重要なことなので、施工業者さんのチェック・現場監督のチェック・監理に設計が入っている場合は設計事務所のチェックとダブルチェック以上の確認がされるので、この機能がなされていないのは今後の施工にも影響がありそうです。

信頼関係を築けるよう、業者さんの誠実な対応をまずは確認されてみてはいかがでしょうか。

ご参考まで

(補足について)
設計・施工はハウスメーカーさんのようですね。一社で全て賄っているので、不具合にも気づきにくい性質があります。
あいまいにしていると、このまま施工を続けられそうな雰囲気があるので、この状態で一旦止め、地元の建築士会などにご相談し、第三者の監理を付けたほうが今後中立な立場でチェックしてもらえるので安心だと思います。

この時間に補足されておられるほど急を要する内容だと思いますので、明日にでもすぐ役所の建築指導課などを通じて紹介してもらってはいかがでしょうか。
基礎をやりなおす場合、ご自身がハウスメーカーに直訴してもやりこめられないよう、味方が見つかることをお祈りいたします。

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