「終の棲家」を施設にするか在宅介護を選ぶか

終の棲家について
高齢の両親は賃貸マンションに現在住んでおり、息子の私は戸建て住宅を購入し家族と住んでいます。
我が家で同居は嫌だと言うので、今後介護が必要になった際に終の棲家を施設にするか在宅介護を受けるか今のうちに相談しておこうと思います。
今から準備したり調べておくことがありましたらご享受願います。


ご両親が持ち家ではなく賃貸にお住いという事で、賃貸契約上 高齢がネックで追い出されることはありませんが、高齢者の住み替えは現状難しい制度であることを把握されると宜しいかと思います。

お住いの地域が分かりませんが、社協や地域の在宅サービス(訪問医療や入浴なども含め)がどの程度整っているか、最初に調査しておくと住み続けた場合安心です。

また、サービス付き高齢者住宅への転居の可能性や、介護付き有料老人ホームに入居した場合の費用算定、特別養護老人ホームの待ち状況を知っておくのも重要です。

賃貸マンションのリフォームは、原状回復義務があるうえ、大規模修繕はオーナーが許可しないケースも多いので、今お住いのマンションはどのような改修まで許されるのかも調べておくと良いですね。
いざという時は、マンションリフォームマネージャーなどの専門家を通じて交渉するのも手です。

介護福祉施策は全国共通に思われがちですが、行政によって出来るサービスの違いや補助金・助成金の有無などがありますので、中には居住地を移されるご夫婦もおられます。

お住いの地域で行政のサービスを受ける際、居住年数や納税で滞納の有無も確認事項に含まれるケースがあるので、この辺りも重要です。

まだ、ご両親が将来的にどのような健康状態か分からない中での準備は絵空事のように思われがちですが、準備をしておくといざというとき慌てないので、高齢の親を持つ年齢層は見習わなければなりませんねv

ご参考になれば幸いです。


(質問者からのお礼コメント)
いろいろなご意見ありがとうございました。

準備する順序や調査先が分かりやすかったのでBAにさせて頂きました。

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