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意味のない知識は人生を豊かにするのか?

たまに自分の人生にとって何の役にも立たないであろうことをじっくりと調べてしまうことがある。

それはカバの顎のパワーがどんなもんかであったり、東南アジアのお化けにどんなものがいるのかであったり、いきなり相手に近づく古武術の「縮地」という歩法であったりと、後々の人生に役立つときが極端に少なそうなものほど嬉々として調べてしまう癖がある。

最近だと長寿の日本人について調べてたら、木村次郎右衛門さん(116歳没)という方のWikipediaにこんな一文を見つけた。

2012年9月17日の敬老の日、京丹後市長が自宅を訪れ、地元の小学生が作成した贈り物を届けた。これに「サンキュー」と答えた。

おそらく明治生まれなのに英語をナチュラルに使う人だったというエピソードにしたかったんだと思うが、ただただサンキューの使い所を間違えてる人のエピソードに見える。「そこはありがとうだろ」と小学生も思ったはずだ。こういった「なんでそこ語り継がれてるの?」というような小話がたまらなく好きだ。

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