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ロシアで考えて、30歳になった自分がいま意識していること。

2018年になって、30歳になった。

生まれが1988年、昭和の終わりだから、ちょうど30年がたったということだ。昭和生まれなので、平成が終わることに対しての捉え方は少しだけ平成生まれとは違う感じがある。

30歳になってすぐ、4年に1度のサッカーW杯が開催された。大のサッカー好きだから、4年に1度必ずW杯にいくと心に決めている。起業をしたのが2014年のブラジルW杯の年だったので、ブラジルを訪れてからもう4年の月日が過ぎたということになる。

この4年間でいろいろとあった。
たくさんの挑戦を繰り返し、
たくさんの失敗と挫折も経験した。
会社は大きくなり、仲間も増えたし、
やりたいことも具体的になってきた。

そんな30歳、W杯のためにロシアを旅することにした。約2週間という長い期間だったけれども、たまにはと思い、ひさしぶりに会社に休みをもらうことにしたのだ(厳密に言うと許可や承認フローがある会社ではないので休みをもらったという表現は少し違和感がある)。

未来のことは、旅先で考える。

いつも意識していることがある。旅に出たら必ず未来のことを考えるということだ。起業をしてからこの4年半、自分の習慣として続けていることの1つでもある。

例えば、事業計画は旅先で作る。新しいアイデアは旅先で増やす。TABIPPOの大きな未来を旅先で描いてみる。

「アイデアは移動距離に比例する」とよく言われるけれども、心からそうだと思っている。旅先だからこそ、深まる思考がある。

30歳になったからこそ、意識したいこと。

そんなことが増えてきたと感じていたのが2018年だった。3月に30歳という節目を迎えたいま、もう少し自分の感覚をアップデートしていきたいと思い、ロシアで時間がある度にいろいろと考えていた。

飛行機の中で、カフェで仕事をしながら、ボルシチをすすりながら、寝台鉄道に39時間乗っている時に。時間はたくさんあった。

下記はその時に書き出したメモとしての言葉、30歳になっても、自分らしく生きていきたいと思う。

「30歳になった清水直哉が意識したいことのメモ」


◯他の人に任せられる仕事はどんどん任せる。その結果として自分に依存しない組織を作っていく、権限委譲をしていく。自分がやったほうが早いと思わないで、中長期的な目線で任せていく。他の人では出来ないと決めつけて諦めないで、できるようになるためにどうしたらいいのか?と向き合う。

◯その空いた時間を使って、大きな仕事だけにフォーカスする。本当に大切なこと、自分がやるべきこと、大きな問題解決ができることだけにフォーカスをする。

◯仲間に指摘するときは、些細なことは指摘をしない。本当に大切だとおもうことだけフィードバックしてあげる。そのためには、指摘をする前に一度頭で考える。この指摘はその人の良さを消すんじゃないか?強みの良さを伸ばす指摘になっているのか?目的に沿って手段を指摘できているのか?相手がどうおもうかまでちゃんと考えられているのか。

◯もう少しイイやつになる。無駄に人を攻撃したりしないし、言葉遣いに柔らかさを持つ。20代の清水直哉をふりかってみて、良いところだけをしっかりと残す。要らない部分はどんどん削ぎ落としていくために、もう少しイイやつになる。

◯インプットをアウトプットに変える。インプットが自分のためになったなら、必ず実践をしてみる。本を読む量がしっかり増えているけれども、全てのインプットのゴールをアウトプットに向ける。言葉として共有してみること、実践してみること、全てをアウトプットにしないと意味がない。

◯実行力を大切にする。頭でっかちに考えることをやめて、実行力が最大限高まるようにする。経営力とは実行力である。アイデアを100個だすだけじゃ意味がなくて、その100個のアイデアをやりきれるのかが問われる。

◯根本を疑って変えていく。いままでの自分たちの常識に囚われないようにする。変化を恐れずに提案をしていく。慣れとは怖いものだから、慣れと向き合って、根本から疑っていく。変化を恐れずに、恐れずに。

◯なぜ?を突き詰めて問題となっていることの原因を、課題を、そしてその根拠としっかりと向き合う。なぜ売上があがらないのか?人が集まらないのか?チームが機能しないのか?いろんな問題に対して、突き詰めて、考えて、考えて、考えて、分析する。

◯ひとつひとつを質の高い仕事にアップデートしていく。いままで当たり前だったことから、もうひとつ拘って、もうひとつレベルを高く。メールひとつの送り方、送るスピード。資料の質、発言の質。共有の仕方、コミュニケーションのとり方、アドバイスの仕方。なんでもひとつひとつを質の高い仕事にアップデートにしていく。

◯自分に対して自信をもつこと。強みと向き合って、それが最大限活かせるような貢献の仕方を考えること。そのための発言と行動をすること。

◯パフォーマンスを高めるために、健康と向き合うこと。食べるもの、飲むもの、そして睡眠や衛生面と向き合う。その結果としてパフォーマンスを上げて、仕事の質を、効率をあげること。

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