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自炊始めて3ヶ月経ったので学んだことをまとめる

僕は4月に一人暮らしがスタートして、そこから自炊を始めました。それまでほとんど料理の経験がなかったので少々不安でしたが、案外なんとかやれています。(下は最近作った料理の写真)

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ということで、これから自炊を始めようと思っている人向けに、この3ヶ月で学んだこと、これは知っておいたほうがいいよーということを解説してみました。少しの先輩として、お役に立てるとうれしいです。

なぜ料理をするのか


自炊を始める理由と聞いて、最初に「節約」が思い浮かぶ人は多いと思います。が、実体験から思うに、閉店前に半額セール中のお惣菜を買うのと一から自分で作るの、かかる値段は同じぐらいだったりするんですよね。肉や魚を買っていればすぐに一食500円くらいにはなりますし。

となったときに自炊する理由とは何かというと、やっぱり「食事を楽しむ」ってところに行き着くんだと思います。スーパーのお惣菜も外食も、レパートリーには限りがあります。そこで毎日違うものを食べたい!となったときに、解決してくれる手段こそが自炊なのです。

後は、スキルアップする感覚を楽しめる、外食よりも野菜がたくさん取れる、料理しながら音楽も聞ける、なども理由に挙げられますね。(料理にはまあまあ時間がかかるので、最近はもっぱら音楽鑑賞タイムになっています)

別に頑張らなくてもいい


前述の通り、料理を作る最大の目的は食事を楽しむことです。毎日毎食、しっかり作らなければならないなんて決まりはありません。(どうせ食べるのは自分ですし)
僕も、昼食は作っている時間がないのでほとんど外食かありあわせで、夕食も週に2回ぐらいはスーパーで買ってきたお惣菜を食べてます。最初はたまに作るぐらいでも良いのです。

あと、毎回一汁三菜作るのは大変です。
作る量がちょっとだけでも、一品作るのにかかる手間はあまり変わらないんですよね。一人暮らしの人だと、何品も作っても一食じゃ食べ切れないというのもあります。
そこで僕が勧めるのが、メインのタンパク質が取れる料理(主菜)+野菜が取れる料理(副菜)+ご飯(主食)の一汁一菜方式です。これは料理研究家の土井善晴さんもおすすめしています。

一品だと味気ないし、三品、四品だと手間がかかる。それなら最初は二品くらいが丁度いいと思います。

レシピの考え方


~朝食~

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朝は毎日ほとんど同じものを食べています。
パン・キャベツとレタスのサラダ・牛乳をメインに、卵やベーコン、ヨーグルトとかを適当に追加しています。昨日の残りがあるときはそれを食べる場合も多いですね。
レシピ本やレシピサイトに乗っている分量はほぼ全て2人分以上で1人分はほとんどないので、2人分作って残りは明日のために冷蔵庫に入れておく、みたいなパターンが多いです。
パンは冷凍すれば安いものでも日持ちするので、2~3枚食べたら冷凍室に入れて保存しています。両面レンジで20秒チンすればふわふわになって美味しいです。

~昼食~

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午前の授業が始まってから午後の授業が始まるまで休みが1時間もないので、ここは結構適当です。そうめんのような簡単な料理を作るか、コンビニで何か買ってくる場合が多いですね。コロナが収束して登校できるようになったら毎日学食になると思います。

~夕食~

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夜は比較的時間があるので、ここで一番気合を入れて作ります。レシピの決め方としては、

1.その日の気分とスーパーでの値段からメイン食材(タンパク質)を選び、そこから主菜を決める
2.家にある野菜のストック、残りの金額を鑑みて、副菜を決める

という感じです。レシピは基本的にGoogleで検索して決めています。
レシピ本の良いところは、食べたい料理が決まっていれば完璧なレシピが得られることなんですが、食材から逆引きするのにはあまり向いていないので、特に副菜はほぼネット頼りですね。
夜の主食は基本ご飯です。2合分をまとめて炊いて、1杯はその日のうちに食べ、残りの4杯は冷凍するという感じです。

冷蔵庫の中身


冷蔵庫がない家は流石にほとんどないと思いますが、一人暮らし用の冷蔵庫ってかなり小さいんですよね。特に小さめのサイズを買った人は、すぐに満杯になってしまいます。そこで、できるだけ冷蔵庫の容量を消費しない感じで、僕の冷蔵庫の中身を紹介して行きたいと思います。

~食材編~

・キャベツとレタス
毎朝食べるので常備しています。この2つは、レシピに使うとなると一気に消費されるのですが、そうでないときはなかなか減らないので、一人暮らしなら半玉だけ買うのでも大丈夫だと思います。

・牛乳・チーズ・ヨーグルト
乳製品です。これらは結構日持ちします。ヨーグルトなんかはちょっと甘いものが食べたいときにあるとうれしいのでちょくちょく買っています。

・卵・魚肉ソーセージ・ハム・ベーコン
保存が効くタンパク質類です。卵は一応常温保存もできるのですが、夏場は心配なので冷蔵庫に入れています。魚肉ソーセージは安くて好きなので書きました。ベーコンは炒めものやスープに使えるのであると便利です。

・その他の葉物野菜・肉類・魚類
メイン食材です。こちらはあまり日持ちがしないので、冷蔵庫に置いても3~4日ですね。このあたりを腐らせないようにうまく使ってレシピを考えるのが大事です。

・根菜類(人参・じゃがいも・玉ねぎなど)
根菜類は常温で保存ができて日持ちもするので、冷蔵庫の中身を圧迫せずに済みます。かなりの料理で使われるので、1袋ずつくらいは常備しておくと良いと思います。

~調味料編~

油・酢・粉末系の調味料は常温で保存が効きます。その他の調味料は、最初は小さめのサイズで買い、必要になり次第買い揃えていくぐらいで良いでしょう。

1.必須の調味料
サラダ油
しょうゆ
料理酒
みりん
砂糖

こしょう
顆粒だしの素

ここらへんは大半の料理に出てくるので、自炊を始める前に一通り買い揃えておいたほうが良いです。

2.ないとちょっと困る調味料
ごま油
マヨネーズ
ケチャップ
ポン酢
めんつゆ
白すりごま
カット青ねぎ
七味唐辛子

ここまで揃えれば味付けの種類がけっこう増え、大体の料理は作れるようになります。
ごま油があればナムルが、白すりごまとめんつゆがあれば胡麻和えができるので、副菜を作るのにすごく重宝します。カット青ねぎは冷凍しておいて、最後の彩りに乗せるといい感じになります。

3.慣れてきたら買い揃えたい調味料
オリーブオイル
味噌
カレー粉
お酢
オイスターソース
醤類(豆板醤・コチュジャンなど)

あれば料理の幅が広がる調味料です。しょっちゅうは使わないんですが、あればかゆいところに手が届きます。
味噌はひとつ上のグループに入れようか迷ったんですが、味噌って味噌汁以外であまり使わないんですよね。毎日味噌汁を飲みたいという人は買うべきですが、僕のように朝がパンで、インスタントの味噌汁でも大丈夫という人にとっては、そこまで優先順位は高くないかと思いました。
オリーブオイルはマリネ、カレー粉はカレーやカレー炒め、お酢は酢の物などに使えます。

まとめ

以上、僕の食生活を紹介してみました。少しでも役に立てればうれしいです。あなたが美味しい料理を作れるようになりますように。


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