カメラと旅をすること
ふと思った。旅に出よう。
年明け早々そんなことが心に浮かんできてはぐるぐると渦巻いて強い欲求となっていった。
2019年は僕にとって大きな変化がいくつもあってとても刺激的な一年であったけれども、同時に心が疲弊してしまうような出来事がいくつもあった。
すこしだけ日常から遠ざかりたいと言う思いが日に日に強まり、ついに今年の1月末に旅に出ることを決心した。
元来、家で過ごすことが苦手な僕は休日の度に1人で出かけることはあってもなかなか遠出することはない。せっかくなら行ったことのない土地に行こうと思い金沢へ行くことを決めた。
金沢の街は観光地が市街地にコンパクトにまとまっていて周遊バスもたくさん走っているからとても観光がしやすい。
Instagramで見つけて気になったギャラリーカフェHIMITOさんにも行くことができた。天井からは無数のタンポポの綿毛が吊り下げられた空間で果物の皮や植物で作られた作品たちを鑑賞しながら不思議な味のするお茶(?)をいただいた。
兼六園のライトアップをcinestillに納めつつ、一度宿に立ち寄ってからひがし茶屋街へ向かう。
いくらiso800とはいえ、日が暮れてから135mmのレンズを振り回すのは無理があったようで手振れ写真を量産してしまった。それでもcinestillのドラマチックな色合いにはうっとりしてしまう。
2日目はどこ行こうかなーなんて考えながら一人きりの古民家でチェックアウトの時刻までごろごろ。
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