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治すのは自分

友人がリハビリの仕事に携わっている。
「奇跡」「勇気」「希望」「目標」言葉にしたらありふれた薄い単語になりがちだけれど、当事者にとっては重みが違う。
会うと彼女が学んだことに私も刺激を受ける。

病や怪我、障害、精神疾患。
全てにおいて感じることがあるのだけど、治すのは自分なんだよなぁって。

リハビリに通いながら自宅でも実践して回復を試みる。
医者に通い、もらったアドバイスを日常に取り入れて実践する。

病気、怪我、障害は自分の人生と向き合う、自分の人生を生きることを学び続けるものだと痛感してる。 

お医者さんの話。
「私たちはその症状の方に対して同じ技術を提供してるだけであって、その後の回復は患者さんにかかってるところがあるんです。生きる人もいれば亡くなってしまう方もいる。頑張りましょう!」

血液検査ってほんとすごいよね、内臓機能の状況やら運動不足やら代謝やら栄養状況やらいろんなことが分かる。自分の生活がわかっちゃう。そして数値に現れるのがまた感慨深い。

医者に通えば治るのではないし(もちろんサポートしてくれるし大切な意見も聞ける)、薬を飲み続ければ治るのでもなく、リハビリに通えばもとに戻るわけではない。
もらったきっかけを自分に取り込んで自分で実践すること。
友人の上司からもらったという言葉に私も感銘を受けました。
「頑張る必要はないから、諦めないで」
すごく勇気をもらう言葉だなと思いました。生命力あふれる言葉。

自分を諦めない
自分の人生を諦めない

もちろんね、諦めたほうが楽になる視点もあるけど!!それは視点やものの見方の問題であって、私は「自分という存在を諦めない」というふうに受け止めました。

とはいえ、自分が自分を励ますときは「今日も頑張りましょう!」とシャキーンと背を伸ばす。

がんばろうっ!て言葉はきらいじゃない。
ほんとに辛い時は踏ん張ろうと思う。
疲れた時は迷うことなく寝て休むことにしてる。自分ではどうにもならないことは「時間」でしか解決できないこともあるということも理解するようになった。

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