J1第32節 FC東京vs湘南ベルマーレ マッチレビュー
初めてのnote投稿で試合分析もほとんどしたことが無いので、稚拙な文章になるかもしれないですが大目に見てくださると助かります。
昨年録画していたまま見れていなかったFC東京vs湘南ベルマーレの試合を分析していきたいと思います。
1.スタメン
注目ポイント
・湘南ベルマーレが中盤中央の数的有利をどう生かせるか
・FC東京はWBの裏をいかに攻略していくか
2.試合情報
得点
0-1(前半36分・松田)
1-1(後半49分・森重)
交代
後半10分 IN7三田↔OUT39大森
後半10分 IN7梅崎↔OUT16齊藤(松田がDMFへ)
後半22分 IN8大野↔OUT13山根
後半23分 IN11永井↔OUT27田川
後半34分 IN21ユインス↔OUT10東
後半39分 IN9指宿↔OUT10山田(山崎がOMFへ)
3.湘南のハイプレスとFC東京の対応策
CBがボールを持っている際にCFがプレスをかけ始めてハイプレススタート
SBに対してOMFがプレスに行き上図の白円の部分で捕獲することを目標
FC東京はボランチが下りてきて3バックでビルドアップをすることで打破しようと工夫するが裏目に
3バックに対してCF+OMFが同数になってしまいボールを奪われるゾーンがバイタルエリアになってしまうことで、よりカウンターの危険度が増してしまう。
さらにSBが高い位置をとることでカウンターの際にCBとSB間が大きく開いてしまい、前半36分の失点シーンでも見事にそこを突かれてしまった。
湘南のハイプレスのずれ
湘南のCF山崎がプレスをサボる癖(初めて湘南の試合を見たので違っていたらスミマセン...)・OMF松田の積極的すぎるプレスのせいで左サイドで1vs2を作られてしまう。
さらにFC東京の2トップは快速のため、WBの裏を突かれてカウンターを食らう場面が多く見受けられる。
4.FC東京の崩し
湘南の5-4のブロックに対してFC東京が繰り返していた攻撃の形が上図のパターン
SMFがサイドでボールを受けて、WB裏に抜けたSBや永井(田川)にスルーパスを出すorディエゴ・オリヴェイラがゾーンの間で受けるのほぼ2択
最終的にゴール前に人数が足りず、ほとんど2トップ任せであった。
後半序盤に見られた良い崩しの形
SMFが中央寄りにポジションをとることでディエゴ・オリヴェイラとボランチとでいい距離感を保つことができ、また相手WBに対して1vs2の状況を作り出すことが出来ていた。
またSBとSMFが縦に並ばないことでSBがオーバーラップをしやすく、それにより永井も斜めではなく縦への抜け出しの駆け引きを行うことが可能になる。
5.総括
湘南のハイプレス、リードしてからは5-4のブロックを敷いて守るというゲームプランが非常に上手くいっていたが、FC東京が終了間際にかろうじて勝ち点1を拾った。
ここ最近FC東京の試合を何試合か見ているが、攻撃が裏抜けのワンパターンで今回の湘南のようなラインコントールがかなり統制されているチーム相手には苦戦している印象。
後半の序盤では良い崩しの形が見えただけに今後に期待したい。
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