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糖質オフ男

2ヶ月くらい前から始めている連載『糖質オフ男』。


自分の年齢のせいもあるけれど毎日「健康」にまつわる話題を聞かない日はない。「老い」を「死への進捗」ととらえるのは大げさだけど、10代の頃は成長する肉体に無自覚である一方で衰える肉体には敏感になるのである。


昔、ちらっと関わった「カワイイは作れる!」という某社のキャンペーンがあったのだけど、あれから10年以上経ってカワイイどころか、精神も肉体もいかようにも作れてしまう時代。幸福の飽和しきったこの国では自分の体に向き合って、自分を肉体的に作っていくことが幸せの種になるのは必然か。


それで、ウェルネス絡みの企画が欲しいと言うことで始まった「オフ男」。

「オフ男」って響きがどうも耳心地が良くって連載を続けている。しかしこの分野、調べれば調べるほどに「誤解」と「未知」に溢れている。

健康にまつわる医学的研究は日進月歩だ。一方でメディアの情報は、恣意的にそのリズムと適応期間を変えてしまうので医学界の常識がメディア界では浸透していないことも沢山あって驚愕する。

たとえば、そもそも「カロリー計算」ってダイエットにはぜんぜん関係ない、とかね。

カロリー制限のわかりに全盛期の「糖質制限」。これも、いまだけのブームになるのかも知れない。そのくらいの距離感で糖質オフを語っていくと結構くらしが楽しくなる。

これも、結構強引だけど、本当に合った話(僕のことだけど)。元気なうちに不味いモノを食べて、うまいモノに溢れた会食をセーブする。食後のコーヒー、じゃなくて食前のエスプレッソとか。


コンビニサラダチキンも、選んでみると違いがあって、自分好みを選ぶのも楽しいモノ。でも、これで先生もコメントしてるけれど、コチニール色素とかがはいっていて、多食は危険なのね。。と気付くことも多い。


しかしこの糖質オフ生活。本当に完璧な答えなんて無くて、試行錯誤で消費を繰り返す。俯瞰で観るとちょっとシュールな僕たちの糖質オフライフ。ゴールよりも、努力したプロセスが大事なのだ、と信じたい。





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