「ダサいデザインを作る必要はない」という話
本日二つ目の記事。note楽しいですね〜 UIがいいのでスイスイ文字を書いてしまいます。
そんな訳で今回はタイトルの通り、ダサいデザインを作る必要はないよという話をしようと思います。
デザイナーとして仕事をしている人ならこの言葉の意味わかってくれるんじゃないでしょうか??
こゆことありませんか??
「あるわ〜!」て人はきっとクライアントファースとのデザイン制作をしているプロの方だと思います。
そんなプロの方たちに向けて言いたいのは「イケてるもの作ろう!」てことです。そんなことをこの記事では書いていきます。
ダサいデザインがなぜ生まれるのか
クライアントも自分もダサいものを作りたいなんて思ってないです。
それなのに街を見渡せばダサいデザインがたくさんありますよね。
その理由はだいたい以下5つのどれかになると思います。
1.流れ仕事でしているから
これはもう意識の問題です。でも気持ちはよくわかる。。けど、流れ仕事でやるのと、効率よくやるのは違います。デザイナーのクリエイティビティを発揮する楽しさを思い出してください〜!
2.クライアントへの説明不足(もしくは譲歩しすぎている)から
これが一番多そうですね。デザインを説明できなかったり、クライアントからのデザイン修正をそのまま受けてやってしまっていたり。
例えば「文字を赤くして!」とクライアントが修正をくれた場合には、「ここの文字を目立たせたい」という裏の意図があることが多分にあります。
そうしたクライアントの修正の真意を汲み取っていけたら、デザイナー側で様々な最適な見せ方を組めるので、ダサいデザインにはなりませんよね。
そして、僕とかだとそのまま言ってしまったりもします。(もちろん失礼のないように)
「見ていただけるとわかるかと思いますが、これだとちょっとダサくなってしまうのわかりますでしょうか?なのでこっちの方がいいと思います!」と
・そのまんま修正したもの
・修正内容を踏まえてリデザインしたもの
の両方を見せて説明することもあります。ダサいってことは「モノ」を見せたら意外と伝わります。
仮に伝わらなかったら、ダサいカッコいいではない部分で、クライアントが何かを見て「違う」と言っていることがほとんどなので、それを聞き出しましょう。
ダサいものを作りたいなんて当然クライアントもデザイナーも思ってないですよね。それを信じることです。
3.短納期だから
これもよくありますよね。。短納期だとデザインの打ち合わせもちゃんとできなかったり、作業時間も確保できなかったりで、イケてるデザインを作るのが大変なことってよくあります。
短納期の場合に僕がしているのは「好き勝手つくってしまう」です。
デザイナーになった人ってそもそも絵が好きだったり、美術が好きだったりしていて地頭のセンスがいいですよね?
僕の場合ですが、作業時間が足りないほど短納期!!て案件は、7年間で一度もなかったので、もし作業時間が足りないっていうのなら、それは厳しいようですが、スキル不足かもしれません。作業自体は手をつけてみるとなんやかんやで間に合うし、クオリティもある程度維持できるんですよね。
作業時間ていうよりも、短納期でクオリティをあげにくいのは、先方とデザインをすり合わせる時間がないから勝手に作っていいのか不安。って理由の方が大きいように思います。
大丈夫です。勝手にイケてるものを作りましょう。
だいたい一発OKか、微修正でfixできます。(僕の7年間の経験上)
4.そもそもデザイナーにセンスがないから
これは致命的なやつですね、、!この場合には、潔く別のジョブに転職するか、美術館に通う、デザインルールを学び直すなどして美的感覚を身につけましょう。また、自分に「センスがない」と自覚できているのであれば、ネットで似た用途のデザインを検索して、パクってください。そうすることでセンスが身についてきます。
5.やりたくない案件だから
受けるのをやめましょう笑
結論:諸説あるけど、デザインはオーダーメイドアートだと考えて良し
かなり誤解を生んでしまう極端な表現かもしれませんが、デザインはオーダーメイドアートの一種だと僕は考えています。
そう考えた方が独創的なデザインが生まれますし、作っていてワクワクするからです。デザインにはアートとは違う様々なルールや手法がありますがそゆ小難しいことは抜きにして、
「いい作品をつくる」
そんな単純な思考こそがより自由で独創的なデザインを生み出します。
こうした意識でデザイン制作を行うことで、ありきたりなデザインではなく、あなたにしかできないデザイン表現をきっとできると思います。
もしプロモーションの施策を考える場合にも、企画書をアート作品だという気持ちでカッコよく(当然内容もしっかり)つくりましょう。
さすがデザイナーさん!
そんなことを言ってもらえることを想像しながらワクワクした気持ちでデザインをつくることが大切です。
下記の記事に詳しく書いていますので興味のある方は読んで見てください。
ではまた!
記事を読んでいただきありがとうございます◎普段はアートディレクター・デザイナーをしています。「つくることは生きること」そんな思いでnoteを更新しています。