水星の魔女最終回・感想及び備忘録。そして祝福

普段ならTwitterで実況していたんでしょうが、まああれです、既知のTwitterの不具合に巻き込まれたので、割り切ってネットを閲覧もしない状態で視聴してました。

償うべき、あるいは償える人たちが償うという形を示しつつ、そうでない形で生き続ける人たち(ペイル社の面々など)を描いて、復讐の連鎖以外の形でガンダムの名を冠する作品を完結させる。これは大変困難なことだったと思います。

先週の放送のあとに色々とこの作品の問題・課題をTwitterの方で挙げましたが、描き切れてない部分は批判もある通り多い作品だったようには私も思います。ただ、同時に「こういうガンダム作品もあるのだ」と最後まで示し続けたのは素晴らしい成果だったと断言します。

言いたいことは大体言っちゃったんで、ここからは気になったいくつかの描写について備忘録がてら書いておきます。一応、ネタバレ防止に検索避けみたいな感じで見た人がわかる程度のイニシャルとかで固有名詞は書きます。

・Pは娘に今までやはりきちんと会えてはいなかったと思われる。それを実現したのがS。Pがああいう形で余生を過ごすのをどう捉えるかだが、いわばオリエント急行の乗客的な形での罪のあり方は許容されるようには思う。この辺はDのその後がはっきりしなかった点なども含めて、あえて多くは語られなかったように思う。
・事態を収拾するための舞台装置自体は事前にある程度示されていたのを、Mがまとめた。またこれは父親を越える形でもある。
・Mのした措置によりどこまで影響が波及したかは不明だが、行政機能などには大きな変化は無かった模様。
・Sに協力していた女性たちはおそらく、Sがすべての罪を被りつつ、Mの仕事に奉仕するような形で後見されてる形のようには思う。この辺は詳細が不明。
・5が社会的にどういう扱いになってるかは不明。
・Oたち地球の何人かのキャラクターの描写は断片的。Sの周囲は全体的に尺が足りなかったまま終わった形。

オンデマンド配信などで遅れて視聴する方々も一通り見終わって、かつ私の気が向いたらまた何か書くかもしれません。


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